关于日语的逆态接续
(三) 逆態接続の働きをはたす慣用型
(1)「くせに」と接続助詞「のに」は違う場合
「くせに」は悪い点を非難したい、軽蔑したりする気持ちや意外な気持ち、不満を表わす時に用いられる。
31.今度入社した人は、新人のくせにあいさつもしない。
译:此次刚来公司的员工明知自己是新人却连声招呼都不打。
32.あの人はお金もないくせに、旅行ばかりしている。
译:那人没什么钱却只知道外出旅行。
33.彼は通勤に20分かからない所に住んでいるくせに、遅刻が多い。
译:他就住在通勤只需要花20分钟的地方,却总是迟到。
「くせに」と「のに」はある時、互いに置換することができるが、区別も存在する。「くせに」はもっと強い非難を示す。「のに」は軽蔑、不満など意味がないのである。
「くせに」はたまに「体言+の」の後に続く。
34.子供のくせに大人のまねをしている。
译:一个小孩子,却模仿什么大人。
「のに」は異常、思いも寄らない意味を表わす。「くせに」はその意味がない。
35.昨夜はあんな大嵐だったのに、今朝はこんなによく晴れました。
译:昨晚下了那么大的暴雨,今天早晨却是晴空万里。
「のに」 は自然現象、あるいは無生命の事物が主語である場合に使う。「くせに」はその場合に用いることができない。
36.もう四月なのにまだこんな寒い
译:都4月了,还这么冷。(自然现象)
「のに」は前後文で同じない主語の場合にも使うことができる。「くせに」は同じ主語の場合だけに使われている。
37.もう一時間も待っているのに、先生はまだいらっしゃらない。
译:都等一个多钟头了,可先生还不来。
(2)「といっても」
「~から期待されるものと違って、実はこうだ」と説明をする時の言い方。後ろは話す手の判断及び意見のセンテンスに続くことが多い。
38.入学金は高いといっても払えない額ではなかった。
译:学费虽贵,但并没有高到付不起的程度。
(3)「からといって」
「~は確かであるが、後項の成立の理由にはならない」という意味を表わす。後項は「~わけではない、~とは限らない、~というわけではない」のような程度否定句に続く。話す手の判断、評論を表わす。
39.大学を出たからといって、必ずしも教養があるとはいえない。
译:虽说已是大学毕业了,但其素质却未必高。
(4)「といえども」
特別な立場の人や物や場合などを取り上げ、「~だが、それでも」と言う時に用いられる。
40.祖父は88歳といえども、まだまだやる気十分だ。
译:祖父虽已88岁,但他仍然干劲十足。
(5)「とはいえ」
「~」という事実から受ける印象や特徴の一部を否定して実際のこと説明する表現である。後項は大部分が話す手の意見、判断などを表わす。
41.梅雨が明けたとはいえ、朝夕は涼しくて少し寒いくらいだ。
译:虽已出梅,但早晚凉的还有几分寒意。
(6)「にもかかわらず」
名詞/普通形(形容動詞と名詞は「である」形。ただし、「である」がない場合もある)+にもかかわらず。「~の事実から予想されることとは違った結果になる」と言いたい時に使う。
42.耳が不自由というハンディキャップがあるにもかかわらず、彼は優秀な成績で大学を卒業した。
译:虽然耳朵有障碍,但他还是以优异的成绩从大学毕业了。
43.あれだけ多くの人がいたにもかかわらず、犯人の顔を見た人は一人もいなかった。
译:那么多的人在现场,却没有一个人能认出犯人来。
(7)「にしろ/にせよ」
名詞/普通形(形容動詞と名詞は「である」形。ただし、「である」がない場合もある)+にしろ/にせよ。「~のは分かるが、しかし~」と言いたい時に使う。この文型は話す手の意見、疑問及び受ける方法がない気持ちを表わす。話す手の非難、判断あるいは評価する場合に使う。
44.今度の事件とは関係がなかったにしろ、あのグループの人たちが危ないことをしているのは確かだ。
译:尽管与此次事件毫无关系,但毫无疑问那伙人的所为是危险的。
45.Aさんほどではないにせよ、Bさんだって時々遅れてくる。
译:尽管没有A那么严重,B也时不时地迟到。
(8)「と思いきや」
「普通に予想すると~だが、この場合は~ではなかった」と意外な気持ちを表わす。論文にも公文書にも用いられていない。
46.父は頑固だから兄に結婚には反対するかと思いきや、何も言わずに賛成した。
译:父亲很是固执,本以为他会反对哥哥的婚事,哪曾想他什么也没说就首肯了。
47.父親が大酒飲みだったから、彼もどんなにたくさん飲むのだろうと思いきや、一滴も飲めないんだそうだ。
译:父亲非常能喝酒,本以为他会痛饮一场,不料却是滴酒未沾。
結び
日本語では、逆態接続は表現方式の重要な構成部分であるばかりでなく、日本語の表現の特徴の一つだと思われる。中国語の逆態接続の表し方よりは日本語のほうがわりあいに複雑なのである。これらの逆態接続の表し方はときには、お互いに置き換えることができるし、ときには、それぞれ独自の使い方が見られている。したがって、外国人が日本語を習う時は、逆態接続を表わす表現の形式と意味を究明することが必要だし、その類意表現の異同を弁別することが大切である。
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