福島第一原発の２号機で、水素爆発を防ぐため格納容器に窒素を注入する作業が始まりました。

　東京電力が公表した事故の収束に向けた「工程表」では、水素爆発の危険性を減らすために１号機から３号機の格納容器に窒素を注入する作業を、第一ステップが終わる７月１７日までに行うという目標を掲げています。

　１号機ではすでに４月から続いていますが、２号機では原子炉建屋内の温度や湿度が高く、これまで実施できていませんでした。扉を開放するなどしてようやく内部での作業が可能になり、２８日夜８時過ぎ、窒素の注入が始まりました。

　 一方、３号機では建屋内部の損傷が激しく、放射線量も高いことから、いつ窒素を注入できるかどうかまだめどが立たない状況です。

【中文翻译】

    福岛第一核电站的2号机里,为防止氢爆炸在容器里注入氮的作业开始了。　　　　

    东京电力公开的以结束事故为目标的“工程表”中，为降低氢爆炸的危险性，在1号机到3号机的容器中注入氮气的作业，提出第一阶段到7月17号为止结束的目标。

    1号机已于4月份开始作业持续至今、但2号机里核反应堆建筑物内的温度和湿度较高,一直没法实施作业。使用打开门等方法渐渐使内部有实施作业的可能性,在28日晚上8点过后,开始注入氮气。　　　　

   另外,3号机建筑物内部的损伤非常厉害,放射线量也很高，因此何时能否注入氮气还没有迹象表明。