日本TBS新闻原文

    １年７か月ぶりとなる米朝協議が２８日、ニューヨークにあるアメリカの国連代表部で始まりました。

　１年７か月ぶりの米朝協議は、アメリカ側代表のボズワース特別代表がキム・ゲグァン第１外務次官を出迎え、にこやかに握手を交わすことから始まりました。

　今回の協議では、６か国協議再開へ向けた北朝鮮側の「真剣度」を探りたいアメリカ側に対し、食糧難が伝えられる北朝鮮としては、アメリカが棚上げしている北朝鮮への食糧支援を確保することが、協議に臨む最大の動機といえます。

　「雰囲気は良かったです。建設的で、興味深かったです」（キム・ゲグァン第１外務次官）

　キム次官は、午前中は「一般的な話をした」と述べていましたが、初日の協議は先ほど終了。２日間の協議で６か国協議再開へ向けた具体的な進展があるかどうか、注目されます。（29日05:32）

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