美文精读:聪明的野猪与猴子(3)
童话原文 (翻译划线部分句子)
おかみさんが起き出し、雨戸を開けて、朝の光が差し込むまで大分時間があったように思えました。おかみさんは、家の掃除や朝ごはんの用意をしている間、いつものように赤ん坊を玄関の近くにおきました。
赤ん坊は朝の日を浴びて嬉しそうに口を動かし、日が明るくなったり暗くなったりするたびに畳を叩いていました。その時です。玄関で物音がしたかと思うと、赤ん坊が大きな泣き声をあげました。お勝手から飛び出てきたおかみさんが見たものは、猪が赤ん坊を抱えて門から出て行く姿でした。おかみさんは、大声を上げて、夫がまだぐっすり寝ている奥の部屋に走りこみました。夫はゆっくりと起き上がると、目を擦り、どうしてそんなに騒がしいと妻を諫めました。
しかし、事の顛末をすぐに悟リ、門の外に出ました。猪はもう大分遠くですが、猿が猪を一生懸命追いかけているではありませんか。二人は賢い猿の勇敢な振る舞いに痛く感動しました。そして、忠実な猿が子供を無事に連れ戻してくれた時は、言葉では表せない嬉しさで一杯でした。
「ほら。」おかみさんが言いました。「これがあなたが殺そうとした猿ですよ。猿がいなかったら、子供もいませんでしたよ。」
「今度ばかりは、お前の言うとおりだな。」主人は子供を抱き上げ家に入りながら言いました。
「肉屋が来たら帰ってもらいなさい。さあ朝ごはんだ。猿にもな。」
肉屋が来ましたが、晩御飯に猪の肉の注文を受けただけで、帰ることになりました。
それからは猿はたいそう可愛がられ、余生を平穏に暮らしました。主人から二度と打(ぶ)たれることもありませんでした。
注
勝手通常都是用来解释“任意;随便”,可是这里说的却是“厨房”。
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