您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 天声人语 > 正文

中日对照"天声人语":超越光速 颠覆理论

时间:2011-09-29 18:12:54  来源:可可日语  作者:suketu

   「とにかく時間の中は動けやしないさ。現在の瞬間からは逃れられないよ」「そこが君の間違っている点だ」。SFの巨人ウェルズの短編「タイム・マシン」(橋本槙矩〈まきのり〉訳、岩波文庫)から引いた。発表は1895年。時間旅行を、神秘ではなく科学で料理した快作とされる

       “不管怎么样,在时间里是不会动的。我们无法从现在的瞬间逃离”“这正是你错误的地方”。这是从科幻小说大师威尔斯的短篇小说《时间机器》(桥本槙矩译,岩波文库)中引用的对话。小说发表于1895年,它将时间旅行视为并不神秘的、由科学制造的快餐。
   ▼10年後、本物の科学が、光速を超す物質はない、時間はさかのぼれないと示すことになる。若きアインシュタインの相対性理論だ。かくて夢の機械は空想の世界に封じられた
      10年后,真正的科学显示:没有比光速更快的物质,时间不可能倒流。这正是年轻时的爱因斯坦提出的相对论。就这样,梦想的机器被永远地尘封在了虚幻的世界中。
   ▼ところが、である。ニュートリノなる素粒子が光より速いと報告された。スイスの加速器から飛ばして、イタリアの検出器に届く時間を繰り返し測ったところ、どうやっても1億分の6秒早かったという。速度では光を0.0025%上回る
      然而,最近却有报道称中微子的粒子速度要超过光速。科学家们从瑞士的加速器放出中微子、对它到达意大利检测器的时间进行了反复测定,据说测出中微子的速度要比1亿分之6秒还快。在速度上超出光0.0025个百分点。
   ▼本当なら、あらゆる分野で検証されてきたアインシュタインの偉業、現代物理学の土台が揺らぐ大事である。だから計測誤差とみる向きも多い。研究チームも担当者を変えて確かめるらしい
      如果这个报道属实话,那么在所有领域已经被验证的爱因斯坦的伟大理论,以及现代物理学的地基将会被动摇,这可是一件惊天动地的大事。因此很多学者倾向于认为这是测算上的误差,据说研究小组将更换负责人进行进一步的验证。
   ▼「行けるなら未来か過去か」「やり直すとしたら×歳から」「10年前の自分に伝言を」。罪がない設問で遊べるのは、時間旅行が現実離れしているからこそだ。このまま夢にとどまってほしいやら、光に先回りして未来からわが間抜け面を眺めてみたいやら、心は乱れる
      “如果能去的话是去未来还是过去呢”“如果能重新来过的话从几岁开始呢”“对10年前的自己想说些什么呢”。之所以能够毫无罪恶感地进行这些问答游戏,是因为时间旅行毕竟是一件不现实的事情。希望就这样停留在梦境中,想先于光速地从未来来看我们愚蠢的模样,一想到此就会让人心烦意乱。
   ▼宇宙の始まりや果てを思い詰め、自らの存在を問うた夜もあった。戻るならあの年頃がいい。今年のいつかということであれば、迷わず3月11日の朝に飛ぶ。ハンドマイクを携えて。
      沉浸于思考宇宙的起源和终结,进而去拷问自己存在的价值,多少个夜晚就是在这样的焦思苦想中度过。要是能回到过去的话,那个年代最好了。如果说今年是哪个时候的话,毫无疑问当然是飞回到3月11日的早晨。当然还要手提着话筒。 

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量