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中日对照"天声人语":有恩之人、不可忘却

时间:2011-12-14 14:30:05  来源:天声人语  作者:dodofly

▼ダグ・ハマーショルドの名をご記憶の方は、どれほどおられよう。国連の名事務総長で、敗戦国日本の加盟にも力のあった人だ。公務中の飛行機事故で亡くなり、死後にノーベル平和賞を受けた。国連にかかわる人が寄せる敬愛は今も深い

▼还有多少人记得哈马舍尔德这个名字呢?这位著名的联合国秘书长,在战败国日本入联问题上也出力不少。他在执行公务时因飞机失事而遇难,死后荣膺诺贝尔和平奖。这位和联合国有着密切联系的人至今仍备受爱戴。

▼週末に授賞式のあった今年のノーベル賞に、その名を思った。スウェーデンの詩人トランストロンメル氏が文学賞を受けた。その「俳句詩」と呼ばれる3行詩を、同国人のハマーショルドもよく作っていたからだ

▼上周末举行的授奖仪式上,此奖让我联想到了他的名字。瑞典诗人托马斯•特兰斯特罗默获得了文学奖,他的被称为“俳句诗”的3行诗也是一国同胞哈马舍尔德经常创作的诗歌。

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▼トランストロンメル氏の詩は、硬と柔の叙情で琴線にふれる。〈高圧線の幾すじ 凍れる国に絃(げん)を張る 音楽圏の北の涯(は)て〉(エイコ・デューク訳『悲しみのゴンドラ』から)。脳卒中で失語症の後遺症を抱えてから、最少の言葉に世界を凝縮させる俳句詩に傾倒していったそうだ

特兰斯特罗梅尔的诗歌以刚柔并济的抒情风格动人心弦。“高压电线似琴弦、冰冻寒国拨弦线  声声伴鸣寄北思"(Eiko Duke译《悲伤的小舟》)。据说他因脑中风留下了失语的后遗症,因此痴迷上了将大千世界凝缩于极短语言中的俳句诗创作。

▼片やハマーショルドは、激務の折々に多くの俳句詩を残した。〈復活祭の空のもと、雪溶(ど)けにふくれあがった小川 夕べ。食卓にはすみれ〉(鵜飼信成訳『道しるべ』から)。遺著を読むと、俳句型の定型への思いはなかなか深い

▼而哈马舍尔德在繁重的工作间隙留下了不少俳句诗作品。“复活节日望晴空 雪消河川水见涨 晚餐桌边紫罗兰”(摘自鵜飼信成的译作《路标》)。每每拜读他的遗著,倍感其对俳句型诗歌的格律造诣颇深。

▼〈冬の月が枝の網目に絡め取られた 約束に縛られて 私の血は重かった〉は厳しい国連総会のとき作ったという。アフリカなど紛争地に踏み入ったときも、様々な胸の内を最短の詩に託していた

▼“冷冽冬月挂树间、枝缠叶绕脱不开、身背束缚担重任、气血难畅心难舒”,据说这首作品是在严肃的联合国大会期间创作的。他将踏入非洲等纷争之地时的各种心情都抒发在这极短的诗句中。

▼ハマーショルドが没して今年で50年になる。「十七音節詩が追憶とその意味とへ分け入る扉を開いてくれた」と書く国連事務総長がいたことを、日本人が忘れるのは惜しい。

▼今年是哈马舍尔德逝世50周年,日本人如果忘了曾有一位联合国秘书长写过这样的话:“十七音节的诗歌为我打开了追忆和品味其内涵的大门”实在是遗憾。

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