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中日对照"天声人语":圣诞之夜 呼唤贤政

时间:2011-12-27 16:04:04  来源:天声人语  作者:dodofly

▼戦後まもなく、9歳の男の子が「雪」という短い詩をつくった。〈詩を書いていると/雪が降ってきた/えんぴつの字がこくなった〉。北国だろう。たぶん暖も行き渡らぬ部屋で、窓辺の景色に身を硬くする子が浮かぶ

▼战后不久,一位9岁的男孩写了首名为《雪》的短诗。“诗歌手中写/雪花落诗笺/铅字晕染开”。这大概是北方地区吧。在一间谈不上有热和气儿的房间里,身体冻得僵硬的孩子欣赏窗外风景的情形在我脑海中浮现。

▼週末の列島をこの冬最強の寒波が包み、北海道は吹雪に、日本海側は西まで白に染まった。ゴシック体で書きたい雪である。ホワイトクリスマスには違いないが、降り募る六花(りっか)がいつも団欒(だんらん)やデートの小道具とは限らない

▼这个冬天最冷的寒流笼罩着周末的列岛,北海道降下暴风雪,日本海侧的列岛直至西边都是白茫茫一片。这是粗体写就的雪字。无疑这是白色圣诞节,但落下堆积起来的六角冰晶并非总是团圆和约会的小道具。

▼居座る寒気も、舞う雪も同じながら、地上の風景が違う。被災地には積もるべき屋根がない。沿岸から内陸に逃れ、慣れぬ雪かきにあえぐ人々がいる。雪暗(ゆきぐれ)の空に思うのは変わり果てた古里か、離ればなれの肉親か

▼虽然盘踞的寒流和飞舞的雪花和往年一样,但是地上却已人物两非。灾区没有本应堆起雪花的屋顶。人们从沿岸逃亡内地,也有人用着不习惯用的雪铲而气喘吁吁。在下雪天里想到的是最终还是改变的老家还是分散的血亲呢?

▼行政のすきま風であろう。急ごしらえの仮住まいには、防寒対策が不十分なところも多い。お年寄りのみの世帯に、昼間だけ黄色い旗を掲げてもらう仮設住宅があるそうだ。旗が出なくても、出たままでも、無言のSOSになる

▼这是行政的疏漏吧,急忙建造的临时居所很多地方的方寒措施不够充分。据说有的临时住宅让全是老年人的家庭,只在白天插上黄色的小旗。插不插小旗那都是无言的SOS求救信号。

▼震災は弱い立場にある人をさらに傷つけ、初めての冬が傷口を疼(うず)かせる。被災者を含む弱者にピンポイントで暖を届ける時なのに、来年度予算案をめぐる迷走と裏切り、小細工はどうだろう。一段の寒さを覚えてしまう

▼地震让弱势的人更加受伤,在后第一个冬天让伤口更疼。明明是要向受灾者在内的弱势群体集中送去温暖的时候,关于明年预算案却出现游离和背叛,如此笨拙算是什么。这将让人更加心寒。 

▼むろん、悪いことばかりは続かない。お天気の経験則によれば、聖夜の前後が凍(い)てつくと、元日あたりに寒が緩むらしい。混乱の後は平穏、拙政の果てには賢政が待つと念じたい。こうして字を打ち込む音が、だんだん大きくなる。

▼当然,也并非全是坏事。根据天气的变化规律总结出来的经验,圣诞夜前后如果是天寒地冻的天气,过年时寒意会有所减缓。祈求混乱后能够回归平静的生活,期盼一塌糊涂的政局之后,等待民众的是贤明政府。在记录下这样的心情时,我打字的声音越来越大了。

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