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中日对照"天声人语":辞旧迎新 祈愿安好

时间:2011-12-31 15:59:48  来源:天声人语  作者:dodofly

▼今年もたくさん献本していただいた。出版社ばかりか、自費で編んだ詩集や句集を送って下さる方も多い。すべての熟覧はかなわないが、納めの日を借りてお礼申し上げたい

今年也收到很多赠书。不仅有出版社的书籍,还有很多自费出版的诗集和俳句集。虽然无法遍览熟读,但想借助这年末收官之时向各位表达谢意。

▼書物の山を前に、安岡章太郎さんの随筆「本の置き場所」の一文が浮かぶ。「本が増え過ぎて嘆かわしいのは、家が狭くなることもだが、それを読む時間が自分にどれだけ残っているか、と考えるときである」

面对堆积如山的书籍,我想起安冈章太郎的随笔《存书之所》这篇文章来,其中写道:“存放的书籍过多时总会感叹家里太小,但此时也会想到自己还剩多少时间能够读完它们呢?”。

▼50代の記だから、現在91歳の作家には長い時間が残っていた。それでも、50歳を過ぎて人生が引き算になる焦燥は分かる。そして時の流れの速いこと。高橋真梨子さんの名唱「オレンヂ」のごとく、〈春儚(はかな)き 夏儚き 秋儚き 冬儚き〉である

这篇随笔写于50年代,对于如今91岁的作家而言剩余了足够长的时间。不过,我很能理解过了50岁,人生就变成减法的那种焦躁情绪。还有加快流逝的时光。正如高桥真梨子在代表作“柑橘”所表现的那样,<春夏秋冬 变幻无常>。

▼日本人の平均寿命は、女性が86歳を超え、男性も80歳に迫る。生まれた時に約3万日をもらう計算だ。統計上は、ほぼ半数がその歳月を使い切らず生涯を終える。終えるのではなく「断たれる」不条理を、これほど感じた年はなかった

日本人的平均寿命,女性超过86岁,男性也接近80岁。从出生时算起一生大概有3万天左右。从统计学上讲,将近一半的人没有用完这些日子便结束了一生。不是自然结束而是生生“被斩断”的残酷无情,从未像今年这般让人感同身受。

▼読みかけの本もあったろう。絵本しか知らずに、持てる時間の大半を余して消えた命も多い。あれ以来、新たに始まる一日と、近しい人を愛(いと)おしむ機運が高じた気がする。いま生きている、それだけで貴い

还有刚刚才打开人生这本书籍的生命吧。也有许多只看过图画册,人生还剩大把时间就从世界消失的生命。自那以后,我发觉珍惜重新开始的每一天和身边亲人的氛围越来越重。现在还活着,仅是如此就弥足珍贵。

▼年惜しむ、とは言いづらい一年だったが、人の強さや優しさも知った。はかなき四季を共に過ごす奇遇、誰かとつながる喜びを、かみしめたい。被災地に笑顔が戻る日を願い、ご愛読と「書き写し」に感謝し、忘れ得ぬ年の筆を洗います。よいお年を。こんどこそ。

珍惜岁月,虽然今年这句话有点难以启齿,但也见证了人类的坚强和善良。我们共同走过这变幻无常的四季,希望各位能分享这般的机缘巧遇和彼此间缘分相连的喜悦。祈祷灾区人民能重获笑颜,感谢各位一直以来的关爱和亲笔来稿,年末之时,要洗去这书写过难忘之年的笔墨。祝各位新年快乐。

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