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双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第20回病魔(下)

时间:2012-07-27 15:45:41  来源:可可日语  作者:ookami

魔の十三日(下)

   薫の君(『おにいさまへ...』池田理代子)は、「愛しているから!」と言って、愛する人と別れたのです。わたしには、人を愛したり愛されたりする自由も許されないのですか?
   夢の中では、歩いたり、走ったり、自由に動いているのに......。現実は、それができない。
   奈々子が駆け出そうとする場面を読むと、こんなことできたらなあ、と思ってしまう。卑屈かな?
   転んで時のことを思い浮かべて一日中寝ていた。K子さんから「大丈夫?」と電話。嬉しかった。しばたくは休まなければいけないだろう。
   七時半起床。妹のアコちゃん、名古屋へお出かけ。あんまり可愛かったので、イジケちゃった。
   早起きは三文のトク。ひとつしかないシュークリームにありつけた。生クリームが口の中いっぱい広がっておいしい。前歯がないので食べにくい。とびださんように口をキュッとむすんで食べた。
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   明日から歯医者通い。早くもとの亜也になりたい。机の上の鏡は、引出しにしまった。
   母と編物の本を読んでいた。小さいころ母が編んでくれた白いモヘヤのリング編みのワンピースが載っていた。
「お母さん、これ見て作ってくれたん?」
「うん、正月にこれを着て、ヘヤーバンドでおしゃれして、玄関で写真撮ったよね」
   私が健康だったら「あのころは......」と、昔話に花が咲くのだけど、悲しくなるのでそれ以上話は続かなかった。

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