双语阅读:格林童话《七只乌鸦》
七羽の鴉
(グリム童話)
男だけ、七人の子供がいる父親がいました。そこで、どうにかして女の子が欲しいと願(ねが)っていました。そして、とうとう八番目(ばんめ)に女の子が生まれたのです。でも、赤(あか)ちゃんはとても体(からだ)の弱(よわ)い子でした。ある日、父親は一人の男の子に言いました。「赤(あか)ん坊(ぼう)のために、泉(いずみ)から水を汲(く)んでこい。」一人の男の子が駆(か)け出(だ)すと、残(のこ)りの六人も後(あと)を追(お)いかけました。そして井戸(いど)の傍で押合(おしあ)いをしているうちに、壺(つぼ)を井戸に落(お)としてしまったのです。子供たちはどうしていいか分からず、べそをかいて立っていました。
父親は、戻ってこない息子に腹(はら)を立てていました。「あんな悪餓鬼(わるがき)どもは、鴉(からす)にでもなってしまえ。」そう怒鳴(どな)ると、頭の上を黒い七羽の鴉が飛(と)び去(さ)ったのです。
父親は、心から悲(かな)しみました。そして、女の子をなおいっそう大切(たいせつ)に育(そだ)てました。女の子は賢(かしこ)い娘(むすめ)になりました。
ある時、娘は七人の兄のことを人の噂(うわさ)で知りました。娘は、父親に聞きました。「私の七人の兄さんたちはどこへ行ってしまったのですか。」「分からん。皆神様のお考(かんが)えだ。探(さが)しても無駄(むだ)だよ。」父親は答えました。
でも、娘は母の思(おも)い出(で)が詰(つ)まった指輪(ゆびわ)を持(も)って、こっそり兄(あに)たちを探(さが)しに出(で)かけました。歩いて歩いて、とうとう世界(せかい)の果(はて)までやってきました。そこでは太陽がじりじり照(て)り付(つ)けながら、子供を食べていました。娘は逃げ出して、月の所に行きました。でも、月は冷たく光(ひか)っているだけでした。娘は星(ほし)の所に逃げました。星たちは親切(しんせつ)でした。星たちは、娘にガラスの山に入る鍵(かぎ)を渡(わた)してくれました。娘は、その鍵を持って、ガラスの山に入りました。中には小人(こびと)がいました。「何の用事(ようじ)だ。」小人が言うので、答(こた)えました。「鴉になった兄を探しに。」「鴉様は今お出(で)かけだ。」
テーブルにご馳走(ちそう)を入(い)れた七つの皿(さら)と、飲み物を入(い)れた七つの杯(さかずき)が置いてあります。娘は、とてもお中がすいていたのですが、全部の皿と杯から少しずついただきました。そして、最後に杯に、家から持って来た指輪(ゆびわ)を入れて置きました。
やがて、七羽(しちわ)の鴉が戻ってきました。娘は陰(かげ)に隠(かく)れました。鴉達たちご馳走(ちそう)を食(た)べ始(はじ)めました。そして、七番目の鴉が杯を飲(の)み干(ほ)すと、指輪が出てきました。「おお、妹が来てくれたんだ。呪(のろ)いが解(と)けるぞ。」娘が陰から出ると、鴉は皆、元通(もとどお)りの人間(にんげん)に戻ったということです。
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