双语阅读:《福尔摩斯之银色马》第10回
「じゃ一体どこにいるんだろう?」
「いまいった通り、キングス·パイランドへ帰ったか、ケープルトンへ行ったに違いない。しかるにキングス·パイランドへは帰っていないんだからケープルトンへ行ったものに違いない。これを差当り実行的仮定として、それがどういうことになるか、研究してみよう。荒地(あれち)のうちでもこの辺は警部もいってるように極めて土地が固くて乾燥しているけれども、ケープルトンの方へ行くに従って低くなっていて、見たまえ、あそこに細長く凹(くぼ)んだところがある。あの辺は兇行のあった月曜日の晩には、非常にぐしょぐしょだったに違いない。もし我々の想像が当ってるなら、馬はあそこを通っているはずだから、あそここそ足跡が残っている場所でなければならない。」
ホームズがこう話す間、私達はすたすたとその方へ歩いて行ったが、二三分で問題の凹みのところまで来た。ホームズの要求によって私はその凹みの縁(ふち)を右の方へ辿って行き、ホームズ自身は左の方へ行った。が、五十歩と歩かぬうちにホームズが急に声を挙げたので振り返ってみると、来い来いをやってるので、行ってみると、そこの軟らかい土の上に馬蹄の跡が判然といくつもついていた。ホームズがポケットから蹄鉄を出して当てがってみると、それがぴったり符合した。
「想像力の有難味が分るだろう? グレゴリにはこの素質だけが欠けているんだ。我々が想像力を働かして事件を仮定し、その仮定に従って取調べの歩を進めた結果、その仮定の正しかったことを確めたんだ。さ、行ってみよう」
私達はじめじめした凹地を越えて、乾いて固い草土を四分の一哩ばかり歩いて行った。と、再び土地の傾斜しているところがあり、そこにも馬蹄の跡があった。また半哩ばかり何んにもなくて、ケープルトンにかなり近くなってからまたまた発見された。それを最初に発見したのはホームズであったが、彼は得意げにそれを指さして見せた。馬蹄の跡に並んで、男の靴あとが明らかに認められたのである。
相关阅读
- 【图文双语】河津樱迎来盛开时节04-21
- 【恋空】双语阅读 第一回06-30
- 【双语阅读】【恋空】-第二回06-30
- 【双语阅读】【恋空】-第三回06-30
- 【双语阅读】【恋空】-第四回06-30
- 【双语阅读】【恋空】-第五回06-30