双语阅读:《福尔摩斯之魔鬼之足》第15回
「このことについてそれ以上は考えなかった、ラウンドヘイの電報をプリマスで受け取るまでは。あの悪人は、俺が知らせを受け取る前に海に出て、数年間アフリカをさまよっているはずだとでも思ったんだ。詳しい話を聞いてみると、俺の毒が使われたという推測を抱かずにはいられない。俺はここにきてあんたと会い、別の解釈がたつ可能性を確かめた。しかし、それはありえそうにない。モーティマー·トリジェニスによる金を動機とした犯罪だと、俺は確信した。おそらく肉親がみな精神異常者になれば共有財産の独占管理者になれると踏んで、魔足根を使って2人の理性を吹き飛ばし、妹のブレンダを、俺がこよなく愛し、俺をこよなく愛してくれたブレンダを殺しやがったんだ。あいつは罪を犯した。では、どんな罰がやつに相応しいか?
「法に訴えるべきだったのか? 俺の根拠が何になる? 俺には真相が分かっているが、田舎者の陪審員どもに、この空想じみた物語を信じさせることができるだろうか? 成功と失敗、どっちだってありえた。ただ、失敗しては困るんだよ。心が復讐を叫んでいた。先ほども言ったとおり、ミスター·ホームズ、俺は人生の大部分を無法地帯で過ごしてきたし、自分自身を法としてみなす癖がついている。あのときもそうだ。俺は、あいつが妹たちに与えた運命を、あいつ自身もまた共にすべきだと決断したんだ。拒まれれば、俺自身の手であいつの頭上に裁きを下してやるつもりだった。イギリス中で、今現在の俺ほどに、自分の生命を軽んじた人間は絶対にいないね。
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