您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 福尔摩斯 > 正文

双语阅读:《福尔摩斯之住院的病人》第3回

时间:2013-01-11 15:29:45  来源:可可日语  作者:ookami

「よくいらっしゃいました。先生」とホームズは、気軽に云った。

「あまりお待たせしなかったようで、幸いでした」

「別当におききになりましたか?」

「いや、サイド·テエブルの上の蝋燭を見れば分かります。――まあ、どうぞ、おかけ下さい。――どんな事が起きましたかな」

「私は医者のペルシー·トレベリアンと申すものです」と私たちの訪問客は云った。

「ブルック街四百三番地に住んでおります」

「あなたは神経傷害について論文をお書きになった、あの方ではありませんか?」

 私はきいてみた。

 彼の蒼白い頬は、自分のした仕事を私が知っていると云うことをきいて、嬉しさで紅く輝いた。

「その通りです。私自身、もう葬られてしまったと思っている自分の仕事について、そんなお言葉をきいたのは始めてです」彼は云った。

「私の本の発行者は、その売行きが悪いと言って、すっかり私の勇気をくじいてしまいました。――ですが、あなた御自身も、やはり医業をおやりなのですか?」

「私は退職外科軍医ですよ」

「そうですか。私はずっと精神病ばかりをやっております。私はそれをうんと研究してみたいと思っているのですが、無論なんですよ、人間は最初に初めた事をやり通すべきなんですがね。――しかし、こんなことをしゃべっている時じゃありませんね、シャーロック·ホームズさん。――実はこうなんです。最近、私のブルック街の家に、実に奇妙な事件が持ち上ってるんです。で、今夜はとうとう、明日(みょうにち)まで待つことが出来ずに、あなたのお力を拝借にやって来たわけなんです」

 シャーロック·ホームズは腰をおろして、パイプに火をつけた。

上一页 [1] [2] [3] [4] 下一页

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量