３０日午前、富山県の北アルプス・立山の室堂大谷付近で、スキーやスノーボードをしていた６人グループが雪崩に巻き込まれ、２人が死亡、４人がケガをした。

　警察によると、３０日午前９時前、立山の標高２４００メートルの室堂大谷付近で、スキーやスノーボードをしていた６人グループが雪崩に巻き込まれた。３人は自力で脱出し、残る３人は雪の中から発見された。県によると、このうち３０歳代の男性３人が消防防災ヘリコプターで県立中央病院へ運ばれ、２人の死亡が確認された。また、３人が骨を折るなどのケガ、１人が軽いケガという。

　６人は全員男性で、２９日に入山し、一泊して３０日に下山予定だった。