宮城県内では９日午後から吹いた強い風の影響で、中学校の校庭にあったサッカーゴールが倒れ、生徒１人が軽いケガをするなどの被害が出ている。このほか、仙台市内では「木が道路に倒れた」などといった通報が相次ぎ、消防などが撤去作業にあたった。

　仙台市では９日午後４時３０分ごろ、最大瞬間風速２６．４メートルの強い風を観測した。この影響で、仙台市宮城野区の中学校では、校庭に設置していたアルミ製のサッカーゴールが倒れ、サッカー部の男子生徒の頭に当たった。生徒は頭に軽いケガをしたが、命に別条はないという。