食事の時間

日本人の食事時間は朝昼晩３食合わせても約１時間半と短く、食事のとり方も欧米とはだいぶ違っているようだ。朝食は午前７時から８時の間に取るのが普通だが、最近は朝食抜きの人も増えている。昼食は正午から１時間に集中しているのもきわめて日本的な特徴だ。

日本ではサラリーマンが自宅へ帰って昼食をとるという習慣がないだけでなく、ほとんどの人が会社の社員食堂や、近くのレストランなどで手早く済ませる。オフィス街などにあるレストランでは順番待ちの行列ができるほど、この時間は混雑する。サラリーマン家庭では、父親は付き合いや息抜きなどで外で一杯やりながら夕食を済ませてしまうことも多く、家では母親と子供だけでとることも珍しくない。