中日对照'天声人语':雪国天堂 青春舞动
レルヒ少佐の名を知る人は多くないだろうが、雪国の新潟ではなかなかの人気者だ。ゆるキャラの着ぐるみも登場した。日本人にスキーを教えた旧オーストリアハンガリー帝国の軍人で、その記念すべき初指導からきょうで100年になる。
大多数的人都不知道勒鲁希上校,不过,他在雪国新泻可是众所皆知。模仿他制造出的吉祥物的人偶玩具也进入了市场。他是教导日本人滑雪的原奥地利(奥匈帝国)的军人,今天是纪念他初次授课100周年的日子。
雪中戦でのスキー活用を考えた陸軍の要請だった。今の上越市での「初滑り」は悲惨で滑稽だったらしい。頭から深雪に突っ込み、足だけ天に突き出してもがき――屈強ぞろいの陸軍兵もへとへとだったと伝わる。のちに国民的レジャーとなるスキーの、原点の日である。
陆军当时考虑到“滑雪”技术在将来的雪地战中会发挥作用,于是请勒鲁希上校来教士兵们滑雪。现在上越市所进行的“初次滑雪活动”像是悲惨又显得滑稽。脑袋栽进深深的积雪中,只剩下两条腿露在外面朝着天空乱蹬。据说强壮的陆兵军队被弄得筋疲力尽。这一天,滑雪运动也就发展成国民的休闲娱乐的发祥日。
上越市ではきょう、レルヒ像への献花や「日本スキー発祥の火」の採火がある。「レルヒさんカレー」もお目見えするなど地元は盛り上がっているそうだ。しかし、スキー人気はこのところ下降線をたどっている。
上越市今天举办向勒鲁希上校雕像献花及采集“日本滑雪发祥之火”的火种等活动。据说当地还推出了勒鲁希咖喱饭,轰动全城。然而,参与滑雪运动的日本人却日益下降。
何より若い人が行かなくなった。車や外国への興味が薄れたのと同根だろうか。それとも寒さを嫌う「巣ごもり派」が増えているのか。スキー列車やスキーバスのにぎわいも、今は昔の話らしい。
特别是年轻人。这跟现在年轻人对车、国外的东西不感兴趣呢,还是讨厌寒冷的“御宅族”增多了的缘故呢?滑雪列车和滑雪大巴上的热闹景象,似乎也已经成为了历史。
レルヒ少佐の故国オーストリアも事情は似ているそうだ。五輪メダリストが数多(あまた)のスキー王国だが、昨今は「古い、寒い、退屈」と若者に敬遠されている。泉下の少佐は嘆いていようか。スキー関連は主力産業だけに懸念はひとしおらしい。
听说在勒鲁希上校的所在国,像奥地利这样在奥运会夺金选手有很多的滑雪王国也有类似这样的现象。近来年轻人认为滑雪运动“过时、寒冷、无聊”从而敬而远之。勒鲁希上校在九泉之下看到这般情景,大概也会摇头感叹一番。奥地利这个国家的支柱产业“滑雪”如果按照这种情形下去,的确让人担心。
山へ、釣りへ。ガールは外に飛び出すが、ボーイが引きがちなのが気にかかる。〈滑降は縦横無尽…でもないが 遥(はる)かなり白馬の青春の空〉三枝コウ(コウは昂の左下が工)之。何十年ののち、いまどきのボーイは青春の空をどこに回想するだろう。
登山、钓鱼。如今的女孩子纷纷走出户外,但男孩子却变得相反的这种现象让人担心。“乘雪飞下,纵横无尽,白马山头,遥远青春一片天”(三枝昂之)。几十年后,如今的男孩子会站在哪里,回忆属于自己青春的一片天空呢?
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