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中日对照'天声人语:车速提高 情趣减弱

时间:2011-03-08 14:23:22  来源:本站原创  作者:beck

▼ 時速270キロを売り物に、東京―新大阪間に「のぞみ」が登場したのは19年前だ。鉄道紀行の先駆、宮脇俊三さんの試乗記にある。「乗りなれた新幹線だから、従来の限界を突破したことはわかる。ギクッと、いままでにない硬質な横揺れもあり……」

19年前,以时速270公里为亮点的“希望”号出现在东京—大阪区间。铁路游记的先驱宫胁俊三先生把这一感受写入了他的试乘纪事之中,“由于是乘用习惯了的新干线,所以能够感觉得到它突破以往界限的那一瞬间。猛地一下,有一种未曾有过的硬性的横向摇晃……”

▼帰途は「ひかり」だった。「規定の二一〇キロで走っているのに、『徐行』のように感じられる。困ったことになった」。鉄道ファンの高揚と、旅情をそがれる旅作家の未練。あれこれ混然の「困った」であろう

返回时乘坐的是“光”号。“尽管以规定时速二一〇公里行驶,可感觉像是‘缓行’,真叫人受不了”。铁路爱好者高涨的情绪和旅游情趣减弱造成的游记作家的眷恋,因此而产生的恐怕是两种截然不同“难以接受”的交响。

▼東北新幹線にきょう、時速300キロの新型車両「はやぶさ」が走り出す。東京―新青森間は3時間10分に縮まり、2年後には速度を20キロ上げてもう5分短縮という。座席でくつろぐ時間は、こうして前後の旅程に振り向けられる

今天,在东北新干线上时速300公里的新型车辆“猎隼”号将要启程。据说,东京—新青森区间的行驶时间缩短为3小时10分,2年之后速度再提高20公里,时间进一步缩短5分钟。如此一来,感受宽绰坐席的时间可能因为前后的不同旅程而有所变化。

▼1週間すると、九州新幹線の鹿児島ルートが全線開業の運びだ。新大阪―鹿児島中央間を結ぶ「みずほ」は3時間45分。これで、青森から鹿児島まで2千キロ超が新幹線でつながり、乗り通せば10時間台の旅となる

再过1周,九州新干线鹿儿岛线将开始全线营运。连接新大阪—鹿儿岛中央区间的“瑞穗”号的行驶时间为3小时45分。就这样,从青森到鹿儿岛2千多公里的区间将由新干线连接,全程乘用(新干线)的话将进入旅途耗时10小时的水平。

▼宮脇さんは「東海道中膝栗毛(ひざくりげ)」などを引き合いに、「旅の価値の大半は道行きにある」と力説した。車窓の移ろいや駅弁の味、同行や土地の人との語らい。目的地という点よりも、そこに至る線こそが旅であると

宫胁先生以“东海道中膝栗毛”等作品为例,极力主张“旅行价值的一多半存在于旅途上”的观点。诸如从车窗看到的不断移动的景色、车上盒饭的味道以及与同行者及当地人之间的闲聊等等,相比目的地这一个点而言,到此之前的一路才称得上是旅行。

▼飛行機との競争もあって、日本の鉄道は点から点へと、どんどん速くなった。正確で濃密な幹線のダイヤは芸術的でさえあるが、車中を楽しむ「線の旅」はますます難しい。せめて心の片隅に、各駅どまりを愛(め)でるゆとりを残しておきたい。人生という長旅にも。

由于也存在着与飞机之间的竞争,因此日本铁路在点与点之间不断地提高速度。尽管正点绵密的干线行驶图甚至称得上是一幅艺术作品,可体会车中乐趣的“线形旅行”的确越来越困难了。不过至少在心灵的一角还是希望保留感受每站停车的那份悠然自得,而且就人生这一漫长之旅而言也是如此。

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