中日对照"天声人语":王子大婚 灰姑娘物语
▼英国のウィリアム王子とケイト??ミドルトンさんがきょう结婚式を挙げる。庆事の记事を読みながら皇后陛下の咏まれた歌が胸に浮かんだ。〈かの时に我がとらざりし分去(わかさ)れの片への道はいづこ行きけむ〉。戦后50年が过ぎた年の一首である
英国的威廉王子和凯特·米德尔顿小姐将于今日举行婚礼。看着婚礼的相关报道,脑海中浮现出美智子皇后陛下咏诵的一首和歌。“曾经错过的人生岔路,又将通向何方。”这是战后50周年时作的一首和歌。
▼つたない解釈を加えるなら、「あの时に选ぶことのなかった分かれ道の片方は、どこへ通じていたことでしょう」となろうか。人生一般の感慨とも読めるが、民间から皇室に入られた皇后さまの作と思えば、味わいはひとしお深い
如果要加一个解释的话,意思差不多是“当初未曾选择的那条人生岔路,将会是通向何方的呢?”虽然可以解读为人生一般的感慨,但是想起这是从民间嫁到皇室的皇后陛下的作品,意味也许很深长啊。
▼ケイトさんも「庶民の王室入り」で、英国内は祝福の声がしきりだという。今も阶级意识の强いお国柄だけに格好の话题らしい。报道は过热ぎみ、経済効果の试算は840亿円と闻いて、半世纪前のミッチーブームを重ね合わせる方もおられよう
凯特也是位“从民间嫁入王室”,英国国内对其的祝福之声不绝于耳。因为现在英国的阶级意识依然很强,所以这也是一个火热的话题。媒体的报道有些过热,听说预计会产生840亿日元的经济效应,也许还会有人将其与半个世纪前的美智子热相提并论。
▼1993年の6月のこと、欧州取材の机上で隣席の英国绅士に「日本から?」と闻かれた。イエスと言うと「おめでとう」と握手をされた。戸惑っていると「ロイヤルウエディングだよ」。皇太子さま、雅子さまを祝してくれたのだった
1993年6月,我在前往欧洲采访的飞机上,邻座的一位英国绅士问我“你是从日本来的?”。我回答“是的。”他和我握手又说了句“恭喜”。正当我疑惑的时候,他说“我说的是皇室婚礼啊。”原来他是在祝福皇太子殿下与雅子王妃的婚礼的。
▼自国、他国を问わず、英国人は「王室ずき」だ。総批评家と言われ目は肥えている。喝采がブーイングに変わりやすいのが、かの王室の宿命らしい。新妇には、甘いばかりのシンデレラ物语ではない
无论是本国还是他国,英国人还是有些“王室情节”的。被称为总评论家,有着极强的鉴赏力。喝彩容易变成倒彩,这似乎是王室的宿命。对于新娘而言,这并不是一个只有甜蜜的灰姑娘的童话。
▼人は谁も、ありえたかも知れない别の人生を「分去れ」のかなたに见送って歩んでいく。ケイトさんもまたしかり。王子と2人、手を携え合う前途を、远くより祝福申し上げる。
无论是谁,在人生的道路上,都会目送那些可能出现的别样人生而前进。凯特也是这样。我们遥祝她与威廉王子白头偕老。
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