中日对照"天声人语":食品安全 真相与误会
映画などの笑いの定番に「とり违え型」とでも呼ぶべきものがある。たとえば「贫相」が背広を着たような社长と、胴回りたっぷり、贯禄十分なお付きの秘书。行く先々で相手にとり违えられて笑いを起こす。
电影等娱乐节目里有一种笑点称之为“误会”型。比如说身穿西服一副穷酸相的社长,配大腹便便好似腰缠万贯的秘书,他们走到哪里都会被错认身份,由此产生笑料。
▼当方、笑われたいと望んだわけでは毛头ないが、7日の小栏でとり违えをした。漱石の「坊っちゃん」の牛锅の场面、「そこの所はまだ煮えていないぜ。そんなのを食うと条虫(さなだむし)が涌くぜ」「大抵大丈夫だろう」のせりふで、先が山岚、后が坊っちゃんとした说明がさかさまだった。
笔者自己虽然一点也不想被人嘲笑,不过5月7日的专栏中还是闹了笑话。当天的专栏内容中笔者这样引用了夏目漱石的小说《哥儿》中的一段:”山岚说:‘那块还没有煮熟呢,吃了会长寄生虫的’,哥儿回道‘大概不要紧的’。”事实证明,这两段台词的主角刚好是倒过来的。
▼少年时代に読んで以来、そう思い込んできた。引用前に确かめたが、つゆ疑わず。だが、さすがは国民的小说と言うべきか、相次いで指摘を顶戴(ちょうだい)して「真実」を教わった。感谢とともに粗忽(そこつ)をおわびします。
笔者自十几岁时读过这部小说以来,一直认为角色台词是原先那样的。虽然引用之前也确认过原文,却丝毫也没起疑心。不过,毕竟这是一部深受国民喜爱的小说,错误的引文一刊登,就有很多读者来信指正。在此感谢告诉我正确内容的各位读者,也对笔误之处深表歉意。
▼その日のテーマは焼き肉チェーン店の食中毒だった。さて、この事件の「真実」はどうだろう。卸业者は加热用だったと述べ、店侧はユッケ用と认识していたと言う。これも「とり违え」だろうか。闻けば闻くほどに、流通のあいまいさが浮かび上がる。
那天的专栏主题说的是烧烤连锁店的食物中毒事件。那么,该事件的真相又是什么呢。生牛肉的批发商称这是需要加热食用的牛肉,而烧烤店方则认为这是可以用来生拌食用的牛肉。这也算是一种“误会”吗?这事件越听越让人觉得商品的流通环节真是混乱无序。
▼生食用と明示して出荷された牛肉はここ数年ほぼ皆无という。なのに全国の店でユッケは食べられる。基准通り调理すれば提供していいからだ。こうした事情を、ほとんどの客は知らなかっただろう。
据说近些年来,明确标示可供生食的牛肉产品基本没有出过货,但全国各地的店里却都能吃到生拌牛肉。就算是生牛肉,只要严格遵守食品卫生标准,也能用来招待顾客。了解这些情况的顾客可谓凤毛麟角。
▼文明开化の昔、牛肉はその象徴の一つだった。珍しげに、こわごわ口にしたのだろうが、今や焼き肉は国民的人気食だ。取り违えのボンヤリ头を耻じつつ、いま一度安全への万全を诉えたい。
日本明治维新初期,牛肉是西方文明的象征之一。当时牛肉很稀少珍贵,吃的人都是战战兢兢的,现如今烤肉已经成了深受全国老百姓喜爱的美食。笔者在为自己的笔误和糊里糊涂的脑袋感到羞愧的同时,也严正要求食品卫生的安全能得到保障。
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