中日对照"天声人语":核电事故 亿分之一
▼近代の科学技術にとって1986年は最悪だった。1月にスペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上げ後に爆発し、4月にはチェルノブイリ原発事故が起きた。あの当時、シャトルが失敗する確率は10万分の1とされていた
▼1986年是近代科学史上最黑暗的一年。1月挑战者号航天飞机升空途中爆炸坠毁,4月又发生了切尔诺贝利核电站事故。在当时,穿梭机发射失败的概率可是宣称只有十万分之一。
▼毎日打ち上げても300年に1度しか起きない、と。しかし「神話」は事故調査で覆る。実際にはロシアンルーレットのようなものだったと、調査の中心になったノーベル賞学者ファインマン博士は評した。不都合な事実に目をつぶった「危険な賭け」という意味だ
▼也就是说如果每天都发射一次,连续发射300年才会发生一次事故。但这个神话最终被事故调查结果所推翻。领导调查小组的诺贝尔奖得奖者费曼博士作出了如此评价:“发射航天飞机失败的几率就和俄罗斯轮盘赌差不多。”言下之意这是一场蒙上眼睛玩的赌命游戏。
▼日本の原発は、事故は「50億分の1、隕石(いんせき)に当たるような確率」などと言われた。神話と言うより法螺(ほら)に類しよう。そして事故は起き、収束もままならない中で、海江田経産相は他の原発の運転再開を促す「安全宣言」をした。信じる人はいるだろうか
▼日本的核电站事故发生几率也曾经宣称只有50亿分之1,就和被陨石撞上差不多。与其说这是个神话,不如说是张天大的牛皮。就在福岛核事故还无法收拾残局的时候,经济产业部长海江田又蹦出来宣传核电站很安全,应该尽快恢复其运作。但这还会有人相信么?
▼経産省は事故の当事者でもある。いわば破産者が借金の保証人を買って出たようなものだ。これまでの安全策が瓦解(がかい)したいま、「安全」の一語は軽々しく使える言葉ではあるまい
▼经济产业部可以说是这场事故的当事人,作为信用破产者的它却跑出来当起了担保人的角色。在安全神话土崩瓦解的现在,信口开河轻言“安全”可是大忌啊。
▼佐賀県では明日、玄海原発の運転再開をめぐり県民向け説明会が開かれる。だが説明を受けるのは国が選んだ代表数人という。お上のやり方がよく分かって勉強になるが、納得からは遠い
▼明天佐贺县就要向县民召开关于再次启动玄海核电站的说明会。但据说能参加说明会的只有国家钦定的几名代表而已。从中我们充分了解到了上头的态度,但离妥协还差得远呢!
▼ファインマンさんに戻れば、博士はがんと闘いながら渾身(こんしん)の調査をなし遂げた。「技術が成功するためには体面より現実が優先されなくてはならない。自然はごまかせない」。科学者の良心の遺(のこ)した言葉が胸に浮かぶ。
▼如果费曼教授还在生的话,他肯定会倾尽全力对这场的福岛核事故展开调查。“要让技术获得成功,不是要往它脸上贴金,而是要尊重现实。自然规律是不可违逆的。”作为科学家的良心的遗言,此刻在心中回荡。
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