中日对照"天声人语":福岛孩童 异地度假
▼どこで聞いたか、微笑を誘う話を思い出す。ある大人が小学生に「学校では授業の始まりと終わりにベルが鳴るねえ」。すると小学生、「違うよ。休み時間の始まりと終わりに鳴るんだよ」。
▼不知是从哪里听到的,回想起一个令我微笑的故事。一个大人对小学生说,“学校里上课和下课回打铃的”。于是小学生说,“不是的。在休息时间的开始和结束才打打铃”
▼勝手な想像だが、子ども時代に遊びより勉強が好きだった人は少数派だろう。わが脳裏にも、休み時間に寸暇を惜しんで校庭へ飛び出した記憶が残る。それだけに、原発禍で屋外の活動もままならない福島の子らは、つらい1学期だったろうと思う。
▼虽然是随意的想象,但是在儿童时代,喜欢学习而不是玩的那是少数派。就算在我的头脑里,也留有珍惜每一秒休息时间而飞奔出校园的记忆。正因为如此,因核电站灾祸而无法照旧进行户外活动的福岛县的孩子们,我想这是难受的一学期。
▼外遊びに欠かせない「サンマ」というのがあるそうだ。時間、空間、仲間の三つの「間」を言う。しかし福島っ子は、遊びの空間ばかりか「日常の空間」さえ不安が消えない。夏休みを迎え、遠地への「疎開」が相次いでいるという。
▼据说席户外活动有不可欠缺的“三间”。说的是時間(时间)、空間(空间)和仲間(伙伴)这三词的“间”。但是福岛的孩子们,不仅是游戏的空间连“日常的空间”也充满不安。暑假来临,到外地“疏散”的孩子们接连不断。
▼福島市内のある小学校では、700人近い全校児童の3人に1人が県外などへ長期間出かけるそうだ。「夏休みだけでも思いっきり遊ばせてやりたい」「一回り大きくなって帰って来てくれたら」。長い不在は親御さんたちにも試練だろう
据说福岛市的某个小学,全校近700人的儿童中每三个人中就有一个人长时间外出去往县外等等地区。“就算只有暑假也想让孩子痛痛快快地玩”“如果人大了一圈回来了就好了”长时间的外出也是对孩子父母的一种考验。
▼夏のあいだ福島の子らを受け入れる各地のプログラムは、軒並み満員という。だが様々な事情で行けない子もいよう。五感全開の夏休みを窮屈に過ごす姿を思えば、この国の大人として申し訳がない
▼据说夏季期间各地接收福岛孩子的计划都已经满员了。但是似乎还是有因为各种各样的事情而耽搁的孩子。想到本应该五种感觉全释放的暑假将在家中这样逼仄的空间度过,作为这个国家的大人们不由得有深深愧疚。
▼〈人間だって/つらい事があっても/根をはり むねをはり/もっともっと強くなろう/麦のように〉。福島の児童詩誌「青い窓」の最新号に見つけた小4の一節に胸を突かれる。それぞれの子に、夏の実りの多かれと願う。
▼“身为一个人/即使有再多的痛苦/也要稳稳地扎根 也要挺起胸膛/ 变得更加更加强大/就像小麦一样”在福岛的儿童诗杂志“青窗”的最新号看见的这首小学4年级学生写的诗,我深受感动。愿我们的孩子们能得到夏天的硕果累累。
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