中日对照"天声人语":暴雨来袭 关注天气
競争相手のことを言う「ライバル」の語源がラテン語の「小川(rivus)」なのはよく知られる。元は「川の水をめぐって争う者」の意味という。古来、水がいかに貴重だったかの証しだろう。
众所周知,称呼竞争对手的“Raibaru”一词的词源来自拉丁语“小川(rivus)”。原本是“争夺水的人”的意思。自古以来,这就是水多么珍贵的证据吧。
恵みの雨は慈雨とも喜雨とも呼ばれる。だが天は往々に加減を失する。〈時により過ぐれば民のなげきなり八大龍王(はちだいりゅうおう)雨やめたまへ〉。大雨の被害が相次いだ建暦(けんりゃく)元年(1211年)夏、鎌倉幕府の若き将軍源実朝(さねとも)が仏に祈ってしたためた一首だ。そして、800年を経た今年も災いは繰り返された。
给人恩惠的雨被称为慈雨和喜雨。但是,老天往往有失分寸。“天佑吾民,恳求八大龙王停止降雨”。大雨的灾害相继发生,建历元年(1211年)夏,这首俳句是镰仓幕府的年轻将军源实朝求佛而作。而且,800年过去了,今年旱灾又一次来临。
新潟と福島の記録的な豪雨では、40万もの人に避難指示や勧告が出た。川は濁流となって猛(たけ)り、亡くなった人もいる。予報技術は進んだが、人の意が天に及ばないのは昔と変わらない。
由于新泻和福岛破纪录的大雨,政府向40万居民发出了避难指示和劝告。河川变成滚滚浊流,也有遇难的人。虽然预报技术进步了,但是人意难及天,这一点和古代没有两样。
日本の水はゆたかで、世界平の倍の雨が降る。しかし、その多くが梅雨や台風でもたらされるのが泣きどころだ。夏出水(でみず)、秋出水と季語にも言う。いわば水害と背中合わせの「ゆたかさ」であり、毎年どこかで痛手をこうむる。
日本的降水丰富,落下了二倍于世界平均数的雨水。但是,多数是梅雨和台风带来的,这是其坏处。在日本也有夏出水和秋出水这两个季语。可以说是和水灾不和的“丰富”,每年总有地方受灾。
片や世界に目を向ければ、深刻な干ばつの大地がある。アフリカのソマリアでは370万人が飢餓状態だと記事にあった。小さく細る子が痛々しい。夕立の雲をあげたいものだが、縄で縛って連れても行けない。
另一方面,把目光投向世界,有着严重干旱的大地。有一篇报道说在非洲的索马里,大约370万人处于饥饿状态。瘦小的孩子让人心痛。虽然想给他们带去积雨云,但是这不是帮上绳子就能困去的。
実朝の歌中の八大龍王は水や雨をつかさどる神を言う。温暖化する地球はいま、強い雨がより狭い地域で降る一方、降らない地域が広がる傾向にあるそうだ。気候変動にも思いをはせたい、きょうは「水の日」である。
实朝俳歌中的八大龙王是支配水和雨的神仙。现在在温暖化地球,强降雨一个劲的在更为狭小的地域落下,而干旱的地区有扩散的倾向。气候变动让思绪飞驰,今天是“水之日”。
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