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中日对照天声人语:趁乱牟利 人性可悲

时间:2011-10-10 16:48:11  来源:天声人语  作者:dodofly

▼震災後、ひどい略奪が起きない日本を世界は称賛したが、人影が消えた被災地は出店荒らしや空き巣にやられていた。どさくさこそ稼ぎ時とみるのは、こそ泥ばかりではない

▼震灾之后世界对于不在疯狂进行掠夺的日本颇为称赞,然而人烟消失的灾区遭到了商店被撬、民居被盗的横祸。非常时期的混乱正是浑水摸鱼捞钱的好时机,持这种看法者并不都是些乘机行窃的盗贼。

▼「人々が精神的なよりどころも物理的な居場所も失って、無防備な状態にあるそのときこそ、彼らにとっては世界改変の作業に着手するチャンスなのである」。近刊『ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著、幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店)の一節だ

▼“当一个人既失去了精神寄托又失去了物理性居住场所,处于无任何防御状态之下的时候,对于他们来说正是着手进行改变世界活动的好时机。”这是最近出版的刊物《休克主义(The Shock Doctrine)》(那欧米•克莱恩Naomi Klein著,几岛幸子、村上由见子译,岩波书店出版)中的一段文章。

▼彼らとは、戦争や内乱、災害などの混乱に乗じ、改革と称してひともうけを企(たくら)む勢力を指す。筆者のカナダ人ジャーナリストは、イラク復興に群がるグローバル企業を取材して執筆を決めたという

▼所谓他们,指的是哪些趁着战争、内乱以及灾害等造成的混乱状态,打着改革的旗号谋取利益的势力集团。据说,这名身为加拿大记者的作者是在采访了那些因伊拉克重建而蜂拥而至的全球化企业后才决定执笔撰写这篇文章的。

▼茫然(ぼうぜん)自失の人々をよそに、彼らは権力に取り入り、白紙に好きな絵を描く。惨事便乗の商売は途上国に限らない。財政難で強まる官から民へ、市場任せの風潮も好機らしい。俗耳になじんだ「小さな政府」への異議に、ざらりとした読後感が残った

▼他们全然不顾茫然不知所措的人们,一心只是取悦于权力,在白纸上描绘自我满足的图画。其实,这种发国难财的营生并不只限于发展中国家,从因为财政困难而增强的官方到民间,由着市场来的风潮(对于他们来说)似乎也是好机会。站在针对老百姓听惯了的“小政府”提出的异议面前,不由地产生了一种粗糙的读后感受。

▼震災も「彼ら」には商機だろう。そこには生活と街と産業の再建にもがく住民がいて、予算がつけば総額十数兆円の復興計画が動き出す。東北3県は、スーツ姿の火事場泥棒にもご用心である

▼对于“他们”来说,震灾恐怕也是一个好时机吧。那里有因为重建生活、城市以及产业而苦苦挣扎的居民,只要预算有了着落,总额为十几个兆日元的复兴计划便可开始运作。对于这些身穿西服的火场盗贼,东北3县须提高警惕。

▼「強欲の自由」は、各国で貧富の差を広げ、職なき若者の怒りは本家本元の米国にも広がった。自由競争の功は多々あれど、過ぎた市場信仰は社会に不安定の災いをもたらす。すでに深手を負った被災地ぐらい、部外者の金もうけとは無縁の場所でありたい。

▼在各国,“贪婪的自由”扩大了贫富间的差距,找不到工作的年轻人,他们的愤怒已经蔓延到了大本营美国。即便自由竞争有很多功劳,可是过分的市场信仰必将给社会带来不稳定的灾祸。至少是已经灾难深重的灾区,不希望它成为一个与外部人等谋取利益有关的场所。

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