您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 天声人语 > 正文

中日对照"天声人语":伊拉克战 体面收场

时间:2011-12-19 15:36:11  来源:天声人语  作者:dodofly

▼政治家という人種はときおり「歴史」という一語を都合よく使う。米国のオバマ大統領がイラク戦争の終結を宣言し、「まもなく歴史になる」と述べたのもその類(たぐ)いだろう

▼政治家有时会随意使用“历史”一词。美国总统奥巴马在宣布伊拉克战争结束时宣称“不久它将成为历史”就属于此类。

▼歴史のことを「ひょっとしたら避けられたかもしれない出来事の積み重ね」とも言う。イラク戦争もその感がある。だが、唯一の超大国だった米は「戦争ありき」で突き進んだ。開戦をはさんで国連を取材していたころ、その尊大ぶりはきわまっていた

▼也有人说历史是“也许有可能避免的事情的叠加”。伊拉克战争也给人这样的感觉。然而,作为唯一的超级大国美国是以“非打不可”的态势挑起这场战事的,开战后去联合国采访时就觉察到这个国家的妄自尊大。

▼「味方か敵か」と国際社会に迫り、開戦に反対する仏や独を「古くさい欧州」と小ばかにした。「世界を仕切るのだという思い上がりが、我々を振り回し続ける」。嘆きの声を、各国の外交官から聞いたものだ

▼他们逼着国际社会表态,明确表示“是支持还是反对”,对于反对开战的法国与德国更是不屑一顾,认为是“古板的欧洲”。各国的外交官纷纷叹息道:“用这种分割世界的唯我独尊思想一直折腾我们”。

 

\

▼結局、イラクに大量破壊兵器はなく、仕掛けた戦いは「大義なき戦争」の汚名にまみれた。早く「歴史」にしたい大統領は兵士に「おかえり」を繰り返す。その間にもイラクでは、収まらぬ混乱に血が流れている

▼结果,从伊拉克并未查出任何大规模杀伤性武器,精心设计的这场战争蒙上了“非正义战争”的恶名。一心想快一点使之进入历史的总统反复地向士兵们呼唤着“撤军回家”。即便是在此期间伊拉克因为无法平息的混乱仍然还有鲜血在流淌。

▼「歴史」の2文字に、先日も歌をお借りした故竹山広さんを思った。長崎で被爆した歌人は米に厳しい目を向け、戦後62年の晩年に次の歌を詠んだ。〈あやまたず歴史は書けよ六十二年アメリカがなしきたりしすべて〉。イラク戦争も眼(め)に入れてのことだったろう

▼看着“历史”2字,我想起前段时间引用其和歌的已故诗人竹山宏来。这位经历过长崎原子弹核爆的和歌诗人用严厉的目光看待美国,并于战后62年在其晚年时期创作了以下作品:“战后已过六二载、美国诸多恶行事、真实无误入史记”。这是他眼中对伊拉克战争的评价吧。

▼そして、小泉政権がこの戦争を真っ先に支持した史実も、あやまたず書かれなくてはなるまい。なのに検証もせず、頬被(ほおかぶ)りを決め込む政治家は、とうに忘れてしまっているかのようだ。歴史への不誠実が世界に恥ずかしい。

▼还有小泉政权最先支持这场战争的历史事实也一定会分毫不差地被记录下来吧。然而,死不对证,假装毫不知情的政治家们一副早就忘得一干二净的样子。他们对历史的不诚实让世界为之羞愧。

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量