中日对照"天声人语":东北赈灾 急需支援
東日本大震災は、犠牲者の数や被害規模で、戦後の自然災害史を塗り替えてしまった。されど一つ一つの天災の、悲しみの記憶までは置き換えられない。3・11に「上書き」されることなく1・17が巡り来た
东日本大地震在牺牲者的数量和受灾规模上刷新了战后自然灾害史。但是,它却无法替代每一次天灾所留下的悲惨记忆。1・17又到了,它并未被3・11所“覆盖”。
▼17年になる。それは、中継される津波と同じ歯がゆさだった。白む空に立ち上る幾筋もの煙、横倒しの高速道路。テレビで見入った惨状を忘れない。異国で何もできない自分が悔しかった
▼整整17年。当时的情形与电视上播放的海啸一样令人焦急。黎明的天空冒起滚滚白烟,高速公路崩塌下陷。我永远无法忘记在电视中看到的悲惨景象。对身处异国的自己什么也做不了而感到悔恨不已。
▼阪神大震災に駆けつけたボランティアは、発生2カ月で100万人を数えた。息の長い支援が要る東北でもこれまでに90万人以上が参加したが、厳冬を迎え、活動数は1日千人を切っている。人手が要る作業が一服したこともあるようだ
▼赶往阪神大地震灾区的志愿者人数在灾害发生2个月内就达到了100万人。在需要长期支援的东北,至今也有90万人参与到志愿者活动中,但眼下跨入了寒冬期,每天的活动人数不足1千人。一些需要人手的作业也曾因此而暂停。
▼ボランティア熱が冷めたわけではない。東北で活動した学生445人に本紙が聞いたところ、再び行こうと思う人が95%に達し、87%が満足を得られたと振り返る。被災者や仲間との出会いは大きい
▼这并不意味志愿者们的热情就此冷却。根据本报的调查反馈显示,曾在东北地区参加过志愿者活动的445人中,有95%的人想再次前往,其中87%的人愿望得到了满足。他们与灾民亦或是伙伴再次邂逅的机会很大。
▼調査に協力した阪大大学院の渥美公秀(ともひで)教授が言う。「お客さんモードを脱し、被災者本位で自ら動き、本当に再訪する。そうした社会をどうつくるかです」。神戸からつないだ人助けの知恵は、上書きではなく、書き足していくよりない
▼协助调查的阪大大学院教授渥美公秀说,“他们摆脱了客人的状态,从灾民的立场出发参与活动,是真正意义上的再访。关键在于如何营造这种社会架构”。来自于神户的救人智慧只能是一种添加而不能仅仅是覆盖。
▼阪神がボランティア元年なら、こんどは一つ進んだ新年にしたい。消えた命や景色とともに、みちのくに集った無名の善意と教訓を語り継ごう。季節が移れば、潮をかぶった田畑での援農もあろう。受験や就活が首尾よく終わった皆さん、早春の東北はどうだろう。
▼如果从阪神地震开始了志愿者元年的话,那么这一次希望成为一个更全面的新年。让我们在继续讲述消失了的生命及景色的同时,别忘了也谈一谈这些集中到了陆奥地区的不知姓名的善意和教训。季节变换,被海水倒灌的田间地头需要进行农业支援。各位顺利结束了考试与找工作的年轻人,去早春的东北支援如何?
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