您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 天声人语 > 正文

中日对照"天声人语":孤独死的临终章节

时间:2012-02-24 16:44:05  来源:天声人语  作者:dodofly

一つ屋根の下、という表現がある。そこにあるべきは一家だんらんであり、つましいけれど幸せな日々だろう。しかしこの現実を前に、ありきたりの言葉は意味を失う

有这样一句话叫做:“同一屋檐下”。那里的一家人应该全家团聚,过着简朴却幸福的日子。但是在某些现实面前,这句话老话失去了它原有意思。 

▼東京都立川市のマンションで、45歳の女性と4歳の息子らしき遺体が見つかった。床に倒れた母親の死因はくも膜下出血。知的障害がある坊やは一人では食事ができず、手つかずの弁当はあるも胃は空だった。2人ぐらしのお母さんを突然失い、空腹のうちに息絶えたらしい

▼在东京都立川市的公寓内发现了一位45岁女性与疑似为其4岁儿子的遗体。跌倒在地的母亲死于蛛网膜下腔出血。患有智力障碍的儿子无法独自进食,虽然有未开封的便当但他的胃中却空空如也。儿子突然失去了相依为命的母亲,最后空着肚子气绝身亡。

▼一家の亡きがらが、時を経て自宅で発見される事例が相次いでいる。さいたま市では、60代の夫婦と30代の息子。家賃と水道代が滞り、電気とガスも止められていた。近所づきあいも、生活保護の申請もなかったという。所持金は1円玉が数枚だった

▼最近接二连三发生一家人死亡后过段时间才在家中被发现的事情。在琦玉市,发现了60多岁的老夫妻和30岁的儿子的尸体。拖欠房租和水费,而且用电和天然气又被终止。他们既没有和近邻交往也没有申请生活保障。身边的钱只有几枚一日元的硬币。

▼札幌市では姉(42)と障害のある妹(40)、釧路市では妻(72)と認知症の夫(84)。いずれも、病気や高齢などのハンディを抱えた「弱者の共倒れ」である。なんとか救えなかったか

▼还有札幌市的一对姐妹,姐姐42岁,妹妹40岁,有智力障碍;釧路市的一对夫妻,妻子72岁,丈夫84岁,有老年痴呆。这些人身上都具有生病或者年迈等不利因素,属于“弱者的集体倒下”。难道就不能救救他们吗?

▼衰弱の末の死は緩やかに訪れるはずで、複数が同時に事切れたとは考えにくい。一つ屋根の下、残された人の落胆や焦りを思う。札幌で姉に先立たれた妹さんは、携帯電話のキーを何度も押していた

▼身体逐渐衰弱至死亡应该是个缓慢过程,很难想象出现全家同时亡故的情况。于是我想到了,在同一屋檐下的亲人撒手而去后剩下的人该是怎样一种沮丧和焦虑混杂的心情。刚才提到的札幌那对姐妹,从姐姐早一步离自己而去的妹妹手中可以看出,她企图多次打手机求助。

▼こうした悲劇には、公共料金の滞納、たまる郵便物などの前兆がある。微弱なSOSが、プライバシーの壁を越えて行政に届く策を巡らせば、かなりの孤立死は救えよう。懸命に生きようとした人の終章を、天井や壁だけが見届ける酷。きずな社会への道は険しい。

▼ 类似的悲剧在发生之前是会有诸如滞纳公用设施费用、邮件积压等各种先兆的。如果有可行性方法,将这些微弱的SOS信号越过隐私的壁垒送达行政部门的话,相当一部分孤独死一定会得到救助。可残酷的现实则是,只有房顶和四壁看到了这些拼命想活下去的人的临终章节。看来,通向亲情社会的道路还存在着诸多艰险。

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量