双语阅读:《哈利波特与魔法石》第3章猫头鹰传书6
翌朝、かび臭いコーンフレークと、缶詰の冷たいトマトをのせたトーストの朝食をとった。
ちょうど食べ終わった時、ホテルの女主人がやってきた。
「ごめんなさいまっし。ハリー·ポッターという人はいなさるかね?今しがた、フロントにこれとおんなじもんがざっと百ほど届いたがね」
女主人は、みんなが宛名を読めるように手紙をかざして見せた。緑のインクだ。
コークワース州
レールヴューホテル
17号室
ハリー·ポッター様
ハリーは手紙をつかもうとしたが、バーノンおじさんがその手を払いのけた。女主人は目を丸くした。
「わしが引き取る」
バーノンおじさんはすばやく立ちあがり、女主人について食堂を出ていった。
「ねえ、家に帰った方がいいんじゃないかしら?」
ペチュニアおばさんが恐る恐るそう言ったのはそれから数時間後だったが、車を走らせるバーノンおじさんにはまるで聞こえていない。いったいおじさんが何を探そうとしているのか、誰にも皆目わからなかった。ある時は森の奥深くまで入り、おじさんは降りてあたりを見回し、頭を振り、また車に戻り、また走り――ある時は耕された畑のど真ん中で、またある時は吊り橋の真ん中で、そしてまたある時は立体駐車場の屋上で、おじさんは同じことを繰り返した。
「パパ、気が変になったんじゃない?」
夕方近くになって、ダドリーがぐったりして母親に問いかけた。バーノンおじさんは海岸近くで車を止め、みんなを車に閉じ込めて鍵をかけ、姿を消した。
雨が降ってきた。大粒の雨が車のルーフを打った。
「今日は月曜だ」
ダドリーは母親に向かって哀れっぽい声を出した。
「今夜は『グレート·ハンベルト』があるんだ。テレビのある所に泊りたいよう」
月曜だ。ハリーは何か思い出しかけていた。もし月曜なら(曜日に関してはダドリーの言うことは信用できる……テレビのおかげで)もし本当にそうなら、明日は火曜日、そしてハリーの十一歳の誕生日だ。誕生日が楽しかったことは一度もない……去年のダーズリー一家からのプレゼントは、コートを掛けるハンガーとおじさんのお古の靴下だった。それでも、十一歳の誕生日は一生に一度しか来ない。
バーノンおじさんはにんまりしながら戻ってきた。長い、細い包みを抱えている。何を買ったのかとおばさんが聞いても、答えなかった。
「申し分のない場所を見つけたぞ。来るんだ。みんな降りろ!」
外はとても寒かった。バーノンおじさんは海のかなたに見える何やら大きな岩を指さしている。その岩のてっぺんに、途方もなくみすぼらしい小屋がちょこんと乗っている…テレビがないことだけは保証できる。
「今夜は嵐が来るぞ!」
バーノンおじさんは上機嫌で手を叩きながら言った。
「このご親切な方が、船を貸してくださることになった」
歯のすっかり抜けた老人がヨボヨボと近づいてきて、なにやら気味の悪い笑みを浮かべながら、鉛色の波打ち際に木の葉のように浮かぶボロ船を指さした。
「食料は手に入れた。一同、乗船!」
バーノンおじさんが号令をかけた。
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