双语阅读:《哈利波特与魔法石》第4章钥匙保管员1
「オーッ、ハリーだ!」と大男が言った。
ハリーは恐ろしげな、荒々しい黒い影のような男の顔を見上げ、黄金虫のような目がクシャクシャになって笑いかけているのを見つけた。
「最後におまえさんを見た時にゃ、まだほんの赤ん坊だったなあ。あんた父さんそっくりだ。でも目は母さんの目だなあ」と大男は言った。
バーノンおじさんは奇妙なかすれ声を出した。
「今すぐお引き取りを願いたい。家宅侵入罪ですぞ!」
「黙れ、ダーズリー。腐った大マヌケめ」
と言うやいなや、大男はソファの背ごしに手を伸ばして、おじさんの手から銃をひったくりまるでゴム細工の銃をひねるかのようにやすやすと丸めて一結びにし、部屋の隅に放り投げてしまった。
バーノンおじさんはまたまた奇妙な声を上げた。今度は踏みつけられたねずみのような声だった。
「なにはともあれ……ハリーや」
大男はダーズリーに背を向けてハリーに話しかけた。
「お誕生日おめでとう。おまえさんにちょいとあげたいモンがある……どっかで俺が尻に敷いちまったかもしれんが、まあ味は変わらんだろ」
黒いコートの内ポケットから、ややひしゃげた箱が出てきた。ハリーは震える指で箱を開けた。中は大きなとろりとしたチョコレート·ケーキで、上には緑色の砂糖で、ハリーお誕生日おめでとうと書いてあった。
ハリーは大男を見上げた。ありがとうと言うつもりだったのに、言葉が途中で迷子になって、かわりに「あなたは誰?」と言ってしまった。
大男はクスクス笑いながら答えた。
「さよう、まだ自己紹介をしとらんかった。俺はルビウス?ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地を守る番人だ」
男は巨大な手を差し出し、ハリーの腕をブンブン振って握手した。
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