双语阅读:《哈利波特与魔法石》第5章对角巷7
「それと、ダンブルドア教授からの手紙を預ってきとる」
ハグリッドは胸を張って、重々しく言った。
「七一三番金庫にある、例の物についてだが」
ゴブリンは手紙を丁寧に読むと、「了解しました」とハグリッドに返した。
「誰かに両方の金庫へ案内させましょう。グリップフック!」
グリップフックもゴブリンだった。ハグリッドが犬用ビスケットを全部ポケットに詰め込み終えてから、二人はグリップフックについて、ホールから外に続く無数の扉の一つへと向かった。
「七一三番金庫の例の物って、何?」ハリーが開いた。
「それは言えん」
ハグリッドは曰くありげに言った。
「極秘じゃ。ホグワーツの仕事でな。ダンブルドアは俺を信頼してくださる。おまえさんにしゃべったりしたら、俺がクビになるだけではすまんよ」
グリップフックが扉を開けてくれた。ハリーはずっと大理石が続くと思っていたので驚いた。そこは松明に照らされた細い石造りの通路だった。急な傾斜が下の方に続き、床に小さな線路がついている。グリップフックが口笛を吹くと、小さなトロッコがこちらに向かって元気よく線路を上がってきた。三人は乗り込んだ……ハグリッドもなんとか納まった――発車。
クネクネ曲がる迷路をトロッコはビュンビュン走った。ハリーは道を覚えようとした。左、右、右、左、三叉路を直進、右、左、いや、とてもとうてい無理だ。グリップフックが舵取りをしていないのに、トロッコは行き先を知っているかのように勝手にビュンビュン走っていく。
冷たい空気の中を風を切って走るので、ハリーは、目がチクチクしたが、大きく見開いたままでいた。一度は、行く手に火が吹き出したような気がして、もしかしたらドラゴンじゃないかと身をよじって見てみたが、遅かった――トロッコはさらに深く潜っていった。地下湖のそばを通ると、巨大な鍾乳石と石筍が天井と床からせり出していた。
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