震災被害 １６兆９０００億円

政府が、各省庁や、（青森・岩手・宮城・福島・茨城・栃木・千葉・長野・新潟の）東北や関東など合わせと９県の調査からまとめたところによりますと、東日本大震災の被害がくわ、およそ16兆9000億と推計され、阪神・淡路大震災の９兆６０００億円を７兆円余り上回っておよそ１．８倍に達しています。

　　項目別では、住宅や宅地、工場などの「建築物」の被害が10兆4000億で最も多く、次いで河川や道路、港湾などの「社会基盤施設」が2兆2000億、農地や水産関連施設などの「農林水産関係」は1兆9000億、水道やガス、電気などの「ライフライン施設」が１兆３０００億円だったほか、学校や病院、廃棄物処理施設などの「その他の施設」が１兆１０００億円でした。ただ、この推計には、福島第一原子力発電所の事故の影響による被害は含まれておらず、実際の被害の総額は今回の推計を大幅に上回り見込みです。　

震灾损失额16兆9000亿日元

日本政府公布的东日本大地震东北和关东9个县市损失估算结果显示，本次震灾所造成损失额约达16兆9000亿日元。与阪神・淡路大地震损失的9兆6000亿日元相比，超额1.8倍。

　　其中，住宅、住宅用地以及工厂等"建筑物"损失额为10兆4000亿日元，损失额度最大；其次，依次为河流、道路及港湾等"社会基础设施"2兆2000亿日元；农地与水产设施等"农林水产关联"损失额1兆9000亿日元；水电、煤气等"生命线设施"1兆3000亿日元；学校、医院与废弃物处理设施等"其他设施"1兆1000亿日元。不过，由于这一估算结果中不包含福岛第一核电站事故损失，因此，估计实际受灾总额将大大超出本次估算的数字。