日経平均 ９０００円台

今日の東京株式市場は、９日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が大幅に値上がりしたことを受けて、世界同時株安にひとまず歯止めがかかったとして買い注文が出て、日経平均株価は９０００円台を回復しています。

今日の東京市場は、ニューヨーク市場の大幅な株価上昇を受けて世界同時株安にひとまず歯止めがかかったとして、取り引き開始直後には全面高の展開となり、日経平均株価は９０００円台を回復し、一時、２００円近く値上がりしました。しかし、その後は、円相場が１ドル＝７６円台後半まで値上がりすると、輸出関連の銘柄を中心に業績への懸念から売り注文が出る展開になりました。結局、▽日経平均株価、午前の終値は昨日より１０２円５７銭高い９０４７円５銭、▽東証株価指数＝トピックスは、６．０１上がって、７７６．４０となっています。市場関係者は「アメリカのＦＲＢ＝連邦準備制度理事会が景気回復のペースが予想よりもはるかに遅くなっていると指摘するなど、世界経済の先行きへの不安が根強いことも、買い注文を出しにくい理由の１つになっている」と話しています。

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