《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.6
「エドガー、もう大丈夫よ! あたしたち、霧男にのみ込まれずにすんだわ!」
「爱德格,已经没事了!我们已经脱离雾男的魔掌了!」
霧男に取り込まれた闇の中から、こちらの世界へ戻ってきた感慨(かんがい)に、リディアは声をあげた。
从雾男的黑暗世界中逃脱、回到原来的世界的感激,让莉迪雅高声大喊。
「ああ、そのようだね」
「嗯,好像是这样呢。」
エドガーが無事ここにいる。
爱德格也平安无事。
ひとりにしなくてよかった。
还好自己没有丢下他一个人。
無謀(むぼう)でも行き当たりばったりでも、助けたいと願う気持ちに妖精の奇跡の力は働くのじゃないかなんて、能天気にも思う。
就算行事鲁莽、穷途末路,但是妖精的奇迹之力却会因为想要帮助人的这份心意而发挥作用,莉迪雅乐观地思考着这件事。
ほっとして力が抜けそうになるリディアをささえるのは、エドガーの腕だ。
莉迪雅因为松懈下来而感到全身无力,支撑着她的是爱德格的手。
いつまでも彼にしがみついていることに気づいたが、頬(ほお)に手が触れても、いつもみたいに逃げなきゃと思うほどの危機感がなかった。
虽然意识到自己从头到尾都紧抱着他,但是即使他的手碰触到脸颊,她却还没有那种非逃不可的危机感。
いつになくおだやかに、彼が微笑(ほほえ)んでいたからだろうか。
大概是因为他就像平常一样露出温和的笑容吧。
陽(ひ)の光が射し込めば、純金みたいに輝く金髪を間近にみとれ、灰紫(アッシュモーヴ)の扇情的(せんじょうてき)な瞳にとらわれる。
在阳光的照射下,那宛如纯金般闪闪发亮的金发就近在眼前,而自己彷佛成了那魅惑的灰紫色眼睛的俘虏。
この距離と雰囲気はちょっと、まずいかも。
这个距离和气息或许有点不妙。
词汇空间: 無謀「むぼう」名词,形容动词。鲁莽。乱来。轻率。無謀運転。野蛮驾驶。
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