《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.6
ともかく、エドガーが片付けた事後処理は手早く、グレアムがウォルポール男爵(だんしゃく)家の財産を使い込んでいたこととそれを知ったドーリス嬢(じょう)を監禁(かんきん)したこと、ロザリーをその犯人に仕立てあげようとしたことだけが公(おおやけ)になっている。
不管怎么样,爱德格迅速地善后,他对外公开的只有格雷尔姆爵士侵占华尔波尔男爵家的财产,知道内情的朵丽丝小姐被囚禁、还有格雷尔姆爵士打算让罗萨琳扮演代罪羔羊这三件事。
リディアのこと、そして船の中の惨状(さんじょう)は、リディアがドーリスの友人として彼女の行方(ゆくえ)を捜していたところ、グレアムの船があやしいとつかんだ。事情を聞かされたエドガーが付き添って、グレアムの船を訪問しようとしたが、船乗りたちと乱闘になった……、などというふうに説明されているはずだ。
他应该是这样对外说明的:有关莉迪雅的事情及船上的惨状,是因为莉迪雅在以朵丽丝友人的身分搜寻她的下落时,发现格雷尔姆爵士的船有可疑之处,于是爱德格在听闻了事情的来龙去脉后拜访了格雷尔姆爵士的船,却与船员们发生了打斗......
生き残っているのは、事情をよく知らない雇われ船乗りか、知っていても密輸を告白するわけにもいかず、永遠に黙っているしかない連中だ、とエドガーは言った。
爱德格说那些生还者只是一群被雇来、不清楚实情的船员,但是即使知道实情,也不可能向外人自白他们走私的行径,所以他们只能永远地保持沉默。
こういうあたり、やっぱりこいつは本物の悪党だと思わないでもない。
由他的行事作风看来,这家伙果然是个不折不扣的大恶徒。
けれどリディアは、事件の心労を癒(いや)すためにとエドガーからの提案で、三日間の休みをもらったあと、相変わらず、これといって仕事もない伯爵(はくしゃく)邸に出勤した。
爱德格主动提议放三天假,让事件中劳心劳力的莉迪雅能够放松修养;但是收假后,她仍然一如往常地来到这个没有什么工作的伯爵家上班。
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