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双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第26回诊断(下)

时间:2012-08-06 15:31:44  来源:可可日语  作者:ookami

私の診断(下)

体が硬くなってきた。寒くなってきたからか、病気が進行してきたのか、つかまるものがあっても、握らないと転んでしまうようになってきた。道路にはとても危なくて出られない。母が学校への送迎をするハメになってしまった。出勤の途中に、学校の中へ車を乗り入れ、私を降ろす。げた箱の所まで母の肩につかまって歩く。私が上靴(皆はスリッパ)にはきかえている間に、母は、カバンと弁当を、二階の教室まで走っておいてくる。私は、手ぶらになって、手すりにつかまり、ゆっくり教室まで歩く。

授業終了後は、学校の向かいにあるお菓子屋さんで、六時まで待っている。お菓子屋のおばさんは、「店先のたたみの部屋で、宿題したり、本を読んでおりんね」と言ってくれた。
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部活で遅くなった子がたくさん店に来るので、ちょっとはずかしいけど、他に方法がないので我慢する。

今日も教室移動の時、転んだ。右のこめかみに、かすり傷を負う。

Sちゃんがたすけてくれる。「アリガトウ」と言う前に、涙が出て言葉にならなかった。

おっそろしいことにこの二時間は、店に来る人の動きと、たわいない会話を聞くともなしに聞いてボケーッとしていなければならない。ああ時間がもったいない。バス通学の時は、さすがにつらかったけど、”人間”にふれあっていたような気がします。街路樹のポプラ、店先の果物など、季節を感じることもできたのに……。

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