中日对照"天声人语":巴基斯坦升格为"观察员国"
憂うべきか、当たり前と思うべきか、ある本によれば、外交では最後に軍事力がモノを言うというのが国際政治のイロハらしい。次に経済力だそうだ。だが、そればかりではなく国際世論というのがある。どんな国もこれを敵に回したくはない。
不知道是应该担心,还是认为是理所当然的。根据一本书上说的,在外交方面,军事力量是最后的有效手段,这似乎是国际政治的基础,其次的就是经济实力了。但是,外交还不只是这些,其中还包括国际舆论。任何国家都不希望国际舆论倒向敌对国家。
▼その国際世論が、武力も経済力もないパレスチナを後押しした。国連総会が先日、パレスチナの参加資格を、オブザーバーながら「国家」に格上げした。賛成138、反対9、棄権41は圧倒的な支持といえる。対立するイスラエルと、後ろ盾の米国には厳しい結果だ。
正是这个国际舆论帮了既没有军事实力又没有经济实力的巴基斯坦一个大忙。日前,联合国大会决定将巴勒斯坦在联合国的地位由“观察员实体”升格为“观察员国”地位。对于这一决定,有138票赞成,9票反对,41票弃权,获得压倒性胜利。对于与之对立的以色列和以色列的后盾美国来说,这是个十分严酷的结果。
▼ふと浮かんだのが、戦前の日本をめぐるリットン報告書の国際連盟採択だった。満州国の不承認に日本だけが反対した決議は42対1。たとえるなら、それぐらい明らかな「世界の声」に思われる。
由此突然想起,国际联盟就战前的日本的立顿报告书进行的表决。只有日本反对的不承认满洲国的表决结果为42比1。打个比方的话,毫无疑问可以说它是“世界之声”。
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