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  12月21日 12時16分 

   米朝 死去後に食糧支援巡り接触

  アメリカ国務省は、キム・ジョンイル総書記の死去が発表されたあとの１９日、食糧支援の再開を巡ってニューヨークで米朝の接触を持ったことを明らかにし、北朝鮮がキム総書記の死去にもかかわらず、アメリカとの協議をひとまず行ったことが分かりました。

  アメリカ政府は、おととし以降中断している北朝鮮への食糧支援の再開について、先週、北京で北朝鮮と協議を行い、最終的な判断に向けて準備を進めていました。これについて、アメリカ国務省のヌーランド報道官は２０日、「北京に引き続き、専門的な協議を行った」と述べ、キム・ジョンイル総書記の死去が発表されたあとの１９日に、ニューヨークで北朝鮮の国連代表部と接触を行ったことを明らかにしました。ヌーランド報道官は、食糧支援の再開に向けては依然として解決すべき課題があり、総書記の死去によって年内には難しくなったと指摘しながらも、「われわれは協議を続ける準備はできている」と述べ、アメリカ政府として北朝鮮の出方を見極める意図があるものとみられます。

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