中日对照"天声人语":期待往年一样的春意盎然
俳人の高浜虚子と加藤楸邨(しゅうそん)にどこか通じ合う一句がある。まず虚子。〈蜘蛛(くも)に生れ網をかけねばならぬかな〉。そして楸邨は〈糞(ふん)ころがしと生れ糞押すほかはなし〉。ふと哀感を催すのは、二つの虫の姿に、人と生まれたわが身の影がさすからか
俳句诗人高浜虚子和加藤楸邨有首作品彼此间意境相通。首先是虚子。“此世轮回蜘蛛身 结网无奈为生存”。接下来是楸邨,“生为屎壳郎 推粪求生存”。忽然间徒生悲伤,大概是从这两种虫子的身上看到了天生为人的我们自己的身影吧。
▼楸邨には小動物を詠んだ作が多い。虫をめぐっての一文で言う。「生きるということが、人間にとって崇高なものなら、糞をころがすことも、屁(へ)をひることも、虫にとっては崇高な生き方なのだ」と。ともあれ多彩な虫たちが冬から覚める、きょうは二十四節気の啓蟄(けいちつ)である
▼楸邨有很多作品是咏叹小动物的。对于虫子,他曾经说过一句话:“如果生存对人类而言是崇高的行为,那推粪也好放屁也好,对虫子而言也是崇高的生存方式”。姑且不说这些,今天是二十四节气中的惊蛰,各种虫子们都将从冬眠中苏醒过来。
▼漢字に感服するのはこんなときで、「蠢く」と書いて「うごめく」と読む。春のもとに多くの虫。そういえば俳人の上田五千石に〈啓蟄に引く虫偏の字のゐるはゐるは〉がある。蠢くように辞典に並ぶ漢字のことだ
▼往往这时对汉字钦佩之极,蠕动一词写作“蠢”,读作“UMEGOKU”,是指春季的各种虫类。对了,俳句诗人上田五千石有首作品是:“恰逢惊蛰翻辞典 虫字偏旁字多多”,意指辞典中的虫字旁汉字数量之多如虫类蠕动。
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