《伯爵与妖精》卷六被掉包的公主第一章花花公子的烦恼1.7
「お若い伯爵、十七年も前に崩壊(ほうかい)したクレモーナ公国のことを、ロンドンの社交界がいまだに話題にするとは思えないがね。私自身、オランダでひっそりと暮らしてきた。シャーロットをどうした?結婚するなどとふざけた手紙を一通よこしたきり、なんの音沙汰(おとさた)もなし。英国まで来てみれば、当のあなたは別のお嬢さんを婚約者として連れていらっしゃる」
「这位年轻的伯爵,我不认为现今的伦敦社交界还会有人谈到十七年前灭亡的克雷莫纳公国,而且我一直在荷兰过着隐姓埋名的生活,不可能会有人知道我的事。你对莎萝特做了什么?自从接到你那封开玩笑说要与她结婚的信件之后,你便音讯全无,于是我特地来到英国一探究竟,居然看到你身边带着别的女孩子,而且听说还是你的未婚妻。」
老人の声はおだやかだったが、エドガーを追及(ついきゅう)する口調(くちょう)に迷いはなかった。
老绅士的声音出奇平静,不过质问爱德格的口气却是咄咄逼人。
「手紙?僕からの手紙だというのですか?」
「信件?您是说我寄的信吗?」
「私たちが命からがら亡命したとき、シャーロットはまだ三歳だった。娘夫婦とアメリカへ向かったはずが、船が難破(なんぱ)し、みんな死んだと思っていた。ところがだ、シャーロットだけは生きていて、あなたが花嫁(はなよめ)として自分の国に連れていくことにしたと手紙に書いてきたのではないか」
「当我们大难不死从克雷莫纳逃亡出来的时候,莎萝特年仅三岁。我原本与女儿夫妇搭船前往美国,却不幸遭遇船难,还以为除了我之外的家人全数在船难中丧生,没想到莎萝特居然活了下来。你不是写了一封信告诉我,说你决意娶她为妻并且要带她回自己的国家吗?」
エドガーは、急に厳しい表情になった。
爱德格的表情霎时变得相当严肃。
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