双语阅读:《哈利波特与魔法石》第5章对角巷11
次に教科書を買った。「フローリシュ?アンド?ブロッツ書店」の棚は、天井まで本がぎっしり積み上げられていた。敷石ぐらいの大きな革製本、シルクの表紙で切手くらいの大きさの本もあり、奇妙な記号ばかりの本があるかと思えば、何にも書いてない本もあった。本など読んだことがないダドリーでさえ、夢中で触ったに違いないと思う本もいくつかあった。ハグリッドは、ヴィンディクタス?ヴェリディアン著「呪いのかけ方、解き方(友人をうっとりさせ、最新の復讐方法で敵を困らせよう――ハゲ、クラゲ脚、舌もつれ、その他あの手この手――)」を読み耽っているハリーを、引きずるようにして連れ出さなければならなかった。
「僕、どうやってダドリーに呪いをかけたらいいか調べてたんだよ」
「それが悪いちゅうわけではないが、マグルの世界ではよっぽど特別な場合でないと魔法を使えんことになっておる。それにな、呪いなんておまえさんにはまだどれも無理だ。そのレベルになるにはもっとたーくさん勉強せんとな」
ハグリッドは「リストに錫の鍋と書いてあるだろが」と言って純金の大鍋も買わせてくれなかった。そのかわり、魔法薬の材料を計る秤は上等なのを一揃い買ったし、真鍮製の折畳み式望遠鏡も買った。次は薬問屋に入った。悪くなった卵と腐ったキャベツの混じったようなひどい匂いがしたが、そんなことは気にならないほどおもしろいところだった。ヌメヌメしたものが入った樽詰が床に立ち並び、壁には薬草や乾燥させた根、鮮やかな色の粉末などが入った瓶が並べられ、天井からは羽根の束、牙やねじ曲がった爪が糸に通してぶら下げられている。
カウンター越しにハグリッドが基本的な材料を注文している問、ハリーは、一本二十一ガリオンの銀色の一角獣の角や、小さな、黒いキラキラした黄金虫の目玉(一さじ五クヌート)をしげしげと眺めていた。
薬問屋から出て、ハグリッドはもう一度ハリーのリストを調べた。
「あとは杖だけだな……おお、そうだ、まだ誕生祝いを買ってやってなかったな」
ハリーは顔が赤くなるのを感じた。
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