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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程3

时间:2012-11-20 11:19:48  来源:可可日语  作者:ookami

「はい。でも……あの、僕、わからなくて。どうやって……」

「どうやってプラットホームに行くかってことね?」

おばさんがやさしく言った。ハリーはうなずいた。

「心配しなくていいのよ。九番と十番の間の柵に向かってまっすぐに歩けばいいの。立ち止まったり、ぶつかるんじゃないかって怖がったりしないこと、これが大切よ。怖かったら少し走るといいわ。さあ、ロンの前に行って」

「うーん……オーケー」

ハリーはカートをクルリと回して、柵をにらんだ。頑丈そうだった。

ハリーは歩きはじめた。九番線と十番線に向かう乗客が、ハリーをあっちへ、こっちへと押すので、ハリーはますます早足になった。改札口に正面衝突しそうだ。そうなったら、やっかいなことになるぞ……カートにしがみつくようにして、ハリーは突進した――柵がグングン近づいてくる。もう止められない――カートがいうことをきかない――あと三十センチ――ハリーは目を閉じた。

ぶつかる――スーッ……おや、まだ走っている……ハリーは目を開けた。
紅色の蒸気機関車が、乗客でごったがえすプラットホームに停車していた。ホームの上には『ホグワーツ行特急11時発』と書いてある。振り返ると、改札口のあったところに9と3/4と書いた鉄のアーチが見えた。やったぞ。

機関車の煙がおしゃべりな人ごみの上に漂い、色とりどりの猫が足元を縫うように歩いている。おしゃべりの声と、重いトランクの擦れ合う音をくぐって、ふくろうがホーホーと不機嫌そうに鳴き交している。

先頭の二、三両はもう生徒でいっぱいだった。窓から身を乗り出して家族と話したり、席の取り合いでけんかをしたりしていた。ハリーは空いた席を探して、カートを押しながらホームを歩いた。丸顔の男の子のそばを通り過ぎる時、男の子の声が聞こえた。

「ばあちゃん。またヒキガエルがいなくなっちゃった」

「まあ、ネビル」

おばあさんのため息が聞こえた。

細かい三つあみを縮らせた髪型の男の子の周りに小さな人垣ができていた。

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