双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程4
ハリーは窓際に座った。そこからだと、半分隠れて、プラットホームの赤毛一家を眺めることができたし、話し声も聞こえた。お母さんがハンカチを取り出したところだった。
「ロン。お鼻になんかついてるわよ」
すっ飛んで逃げようとする末息子を、母親ががっちり捕まえて、鼻の先を擦りはじめた。
「ママ、やめて」
ロンはもがいて逃れた。
「あらあら、ロニー坊や、お鼻になんかちゅいてまちゅか?」と双子の一人がはやしたてた。
「うるさい!」とロン。
「パーシーはどこ?」とママが聞いた。
「こっちに歩いてくるよ」
一番年上の少年が大股で歩いてきた。もう黒いヒラヒラするホグワーツの制服に着替えていた。ハリーは、少年の胸にPの字が入った銀色のバッジが輝いているのに気づいた。
「母さん、あんまり長くはいられないよ。僕、前の方なんだ。Pバッジの監督生はコンパートメント二つ、指定席になってるんだ……」
「おお、パーシー、君、監督生になったのかい?」
双子の一人がわざと驚いたように言った。
「そう言ってくれればいいのに。知らなかったじゃないか」
「まてよ、そういえば、なんか以前に一回、そんなことを言ってたな」ともう一人の双子。
「二回かな……」
「一分間に一、二回かな……」
「夏中言っていたような……」
「だまれ」と監督生パーシーが言った。
「どうして、パーシーは新しい洋服着てるんだろう?」双子の一人が聞いた。
「監督生だからよ」母親が嬉しそうに言った。
「さあ、みんな。楽しく過ごしなさいね。着いたらふくろう便をちょうだいね」
母親はパーシーの頬にさよならのキスをした。
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