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中日对照"天声人语":面向未来 以史为鉴

时间:2011-12-08 14:29:41  来源:天声人语  作者:dodofly

  ▼貧乏くじと言うべきか、東郷茂徳は日米開戦と終戦の時に外務大臣だった。開戦後に退いたものの、再び請われたのは人物ゆえだろう。戦争回避に全力を尽くしたが報われず、戦後にA級戦犯として禁錮刑を受けた

  ▼只能说是倒霉吧,东乡茂德在日美开战和停战时期,曾任外交大臣。大概是因为这位人物在开战后辞职,却又被再请出山的缘故吧,尽管他全力回避战争却未获得回报,战后作为A级战犯被判监禁。

  ▼獄中でよく歌を詠んだ。他のA級戦犯への目は厳しい。〈此人等(このひとら)国を指導せしかと思ふ時型の小きに驚き果てぬ〉〈此人等信念もなく理想なし唯熱に附するの徒輩なるのみ〉。あれほど権勢を振るっていた軍人らの、一皮むいた「小物ぶり」への憤りである

  ▼东乡在狱中经常咏诗。他对A级战犯的评价颇为严厉。“个头矮小无能辈 此等家伙掌国权 惊闻心下戚戚然”“信念理想全皆无 空洒热血匹夫莽”。这是他对一度权势滔天的军人们剥去伪装露出“卑小'真实面目后所抒发的愤怒之情。

  ▼とはいえ東郷も内閣の一員だった。一番泣いたのは、指導者の「型の小き」を知らず、ひたぶるな思いで戦った国民と、戦場にされたアジアの国に尽きよう。70年前のきょう、日本は対米開戦にわいた

  ▼话虽如此,东乡毕竟还是内阁一员。最让人痛心的还是对指挥者的“卑小”一无所知、全心全意投入战争的国民和被当成战场的亚洲各国吧。70年的今天,日本宣布对美开战,全民激情澎湃。

  ▼だが緒戦の戦果の一方、日本は「戦争をどう終わらせるか」の確かな見通しを欠いていた。そして米国の物量に対し、人の命を湯水のように注ぎ込む戦いに突き進んでいく。その果ての破滅はご承知の通りだ

  ▼但是,开战初尝胜利滋味的日本对于“怎样结束战争”没有准确的预测。相对于美国的雄厚物资装备,我们把人命当开水般不断投入战争,埋头向前猛冲。后果就是惨败,这点众所周知。

  ▼いま東郷の遺著をひもといて、歌に古さを感じないのは、政権交代後の政治のせいだろう。輝いて見えた「大物」たちは早々とメッキがはげた。閣僚級もしかり。国難の年だけに閉塞(へいそく)感は深く、どこか往時に重なっていく

  ▼现在翻看东乡的遗作,也不觉得他的诗歌陈旧大概是因为政权交替后政坛低迷的缘故吧。看起来光辉高大的“大人们”早早便原形毕露。内阁成员也是如此。恰恰在国难当头之年,政坛风气日趋保守,总有种历史再现之感。

  ▼歴史は時代の装いをして繰り返すという。TPP参加をめぐる「バスに乗り遅れるな」は三国同盟の時にも言われたそうだ。戦争という荒事ではないが、世界は変わり目。未来のために過去に学ぶ姿勢が、とりわけ政治家にほしい。

  ▼据说历史是披着时代的伪装在不断重复。对于是否加入TPP,“不要赶不上公交车”的说法据说在三国同盟的时候就曾出现。尽管不像战争那般粗暴,但世界正在改变。特别希望我们的政治家们展现学习过去、展望未来的姿态。

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