《伯爵与妖精》卷六第三章下落不明的交换之子3.6
「おいリディア、この村ってやけに静かだな。道を歩いてる人も少ないし、青騎士伯爵の土地だってのに妖精の姿も見えないぞ」
「喂,莉迪雅,这个村子太安静了,走在路上也没见到几个人,而且这里明明是青骑士伯爵的领地,却没看到妖精耶。」
人が少ないのは、町へ働きに行っている人が多いせいだろうが、そういえば妖精を見かけないのは不思議だった。
人少是因为大部分的村民都到镇上工作了吧,不过没见到妖精的确很不可思议。
と思ったが、ふさふさとしたニコのしっぽに隠れるように、小さな黒っぽい影が動いたのにリディアは気づく。
正当莉迪雅思考的时候,注意到有个小黑影躲在尼可蓬松的尾巴下。
「それは?ニコの友達?」
「那是谁?是你的朋友吗?」
「あ?」
「什么?」
振り返ったニコは、しっぽを持ちあげ、そこにいた茶色くて小さな妖精を見つけると、腰に手をあてて向き直った。
尼可转过头去并扬起尾巴,他一看到有只褐色的小妖精藏在尾巴下,便立刻双手插腰对她说道:
「なんだおまえ、勝手におれのしっぽをさわるんじゃない」
「你在搞什么啊?不要擅自碰我的尾巴。」
(あ?ああ悪いね……。見かけない猫だと思って)
(什么?啊,不好意思……我还在想怎么有只没看过的猫。)
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