双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(118)
东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。
Ⅳ(17)
風呂つきの部屋は、好きな時に入れるのは良かったものの、いつも風呂を沸かしながら爆睡してしまうので、一年間に三度も夜中に風呂釜を爆発させてしまい、その度、大家さんに怒鳴られていた。
まるで進路を真面目に考えないまま、毎日バイクを乗り回し、日本料理屋で皿洗いのアルバイトもしていた。美術の夏期講習を受けてはみたものの、受験をするのかどうかもリアルに考えてない。
ある時、下宿の前に改装バイクが並んでいた。空き缶を口にぶら下げたトルエン中毒の集団が「女を出せ!!」などと叫んでいるので、なんなんですか?と声を書けたところ、その連中と意気投合。高校に通ってない無職の奴が多かったので、自然に夜も遅くなる生活。
そいつらは、バイクのネジ一本欲しいためにバイク一台丸ごと強盗(ごうとう)し、ネジ一本だけ取ると後は橋の上から川に、バイクを捨ててサヨナラという極悪な連中だったのだけど、なぜか童貞だらけ。毎晩、童貞トークで盛り上だったものだが、トルエン中毒のため悩みも迷走中。
「ゴム糊(のり)しよったら、骨が弱くなってから焼いても残らんていうやろ。オレはもうだいぶしようでから、骨がそうとう弱くなっちょるんよぉ。一回もせんうちにチンポが働かんちなったら、どげしょうか?」
「心配せんでよか。チンポに骨は入っとらんけん」
兄弟で苗字が違う家庭環境や、働いていた廃品屋をよくわからない理由でクビにされた連中。赤信号の交差点にフルスロットルで突進する勇気はあっても、人の心の甘酸っぱいことにはシャイで弱気な奴ら。立派な学校通わせてもらって、真面目くさった顔しながらオメコばっかりしとる奴らを見るとムカつくと言っては、同じ年の高校生カップルをバイクで轢いていたバカ。ある夜、ボクが部屋で絵を描いていた時。空き缶をくわえてそれを眺めながら、
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