《伯爵与妖精》第四卷第四章海与海豹4.7
「エドガーさま」
「爱德格伯爵。」
赤い唇(くちびる)からは、耳に馴染(なじ)んだ声がつむぎ出される。
她的红唇吐出熟悉的声音。
「お久しぶりでございます」
「好久不见。」
「アーミン、無事でいたなら、どうして僕のところへ戻ってこなかった」
「雅美,既然你平安无事,为何不会到我的身边呢?」
「今のわたしは、ユリシスのしもべです。彼に逆(さか)らうことはできないのです」
「我现在是尤利西斯的仆役,无法违抗他。」
「そいつに助けられたからか?」
「因为那家伙救了你吗?」
わずかに、彼女は目を伏せた。エドガーの問いには答えなかった。
雅美稍稍垂下双眼,并未回答爱德格的问题。
「リディアさんとは、あれからずっといっしょなのですね。わたしが言うのもおかしな話ですが、彼女が無事でいて、あなたの力になってくださっていると知り、安堵(あんど)しております」
「莉迪雅小姐在那之后就一直跟着您吧,虽然这话有我说出口有些可笑,但知道她平安无事并成为您的得力助手,让我感到非常安心。」
「リディアも、おまえのことを気にかけていたよ」
「莉迪雅也很担心你喔。」
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