双语阅读:《哈利波特与魔法石》第7章分院帽3
今度は左端から二番目のテーブルに拍手がわき、テリーが行くと何人かが立って握手で迎えた。
次の「ブロックルハースト·マンディ」もレイブンクローだったが、その次に呼ばれた「ブラウン·ラベンダー」が初めてグリフィンドールになった。一番左端のテーブルからはじけるような歓声が上がった。ハリーはロンの双子の兄弟がヒューッと口笛を吹くのを見た。
そして「ブルストロード·ミリセント」はスリザリンになった。スリザリンについてあれこれ聞かされたので、ハリーの思い込みなのかもしれないが、この寮の連中はどうも感じが悪いとハリーは思った。
ハリーはいよいよ決定的に気分が悪くなってきた。学校で体育の時間にチームを組んだ時のことを思い出した。ハリーが下手だからというわけではなく、ハリーを誘うとダドリーに目をつけられるので、みんないつも最後までハリーをのけものにした。
「フィンチーフレッチリー·ジャスティン!」
「ハッフルパフ!」
帽子がすぐに寮名を呼び上げる時と、決定にしばらくかかる時があることにハリーは気づいた。ハリーの前に並んでいた黄土色の髪をした少年、「フィネガン·シェーマス」など、まるまる一分間椅子に座っていた。それからやっと帽子は「グリフィンドール」と宣言した。
「グレンジャー·ハーマイオニー!」
ハーマイオニーは走るようにして椅子に座り、待ちきれないようにグイッと帽子をかぶった。
「グリフィンドール!」
帽子が叫んだ。ロンがうめいた。
ハリーは急に恐ろしい考えにとらわれた。ドキドキしているから、そんな考えが浮かんでくるのだ。どの寮にも選ばれなかったらどうしよう。帽子を目の上までかぶったまま永遠に座り続けている――ついにマクゴナガル先生がやってきて帽子をぐいと頭から取り上げ、何かの問違いだったから汽車に乗ってお帰りなさい、と言う――もしそうなったらどうしよう?
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