双语阅读:《哈利波特与魔法石》第8章魔药课老师3
魔法薬学の最初の授業で、ハリーは自分の考えが間違いだったと悟った。スネイプはハリーのことを嫌っているのではなかった――憎んでいるのだった。
魔法薬学の授業は地下牢で行われた。ここは城の中にある教室より寒く、壁にずらりと並んだガラス瓶の中でアルコール漬けの動物がプカプカしていなかったとしても、十分気味が悪かった。
フリットウィックと同じく、スネイプもまず出席を取った。そして、フリットウィックと同じく、ハリーの名前まできてちょっと止まった。
「あぁ、さよう」猫なで声だ。「ハリー·ポッター。われらが新しい――スターだね」
ドラコ·マルフォイは仲間のクラップやゴイルとクスクス冷やかし笑いをした。出席をとり終わると、先生は生徒を見わたした。ハグリッドと同じ黒い目なのに、ハグリッドの目のような温かみは一かけらもない。冷たくて、うつろで、暗いトンネルを思わせた。
「このクラスでは、魔法薬調剤の微妙な科学と、厳密な芸術を学ぶ」
スネイプが話しはじめた。まるでつぶやくような話し方なのに、生徒たちは一言も聞き漏らさなかった――マクゴナガル先生と同じように、スネイプも何もしなくともクラスをシーンとさせる能力を持っていた。
「このクラスでは杖を振り回すようなバカげたことはやらん。そこで、これでも魔法かと思う諸君が多いかもしれん。フツフツと沸く大釜、ユラユラと立ち昇る湯気、人の血管の中をはいめぐる液体の繊細な力、心を惑わせ、感覚を狂わせる魔力……諸君がこの見事さを真に理解するとは期待しておらん。我輩が教えるのは、名声を瓶詰めにし、栄光を醸造し、死にさえふたをする方法である――ただし、我輩がこれまでに教えてきたウスノロたちより諸君がまだましであればの話だが」
大演説の後はクラス中が一層シーンとなった。ハリーとロンは眉根をちょっと吊り上げて互いに目配せした。ハーマイオニー·グレンジャーは椅子の端に座り、身を乗り出すようにして、自分がウスノロではないと一刻も早く証明したくてウズウズしていた。
スネイプが突然、「ポッター!」と呼んだ。
「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」
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