双语阅读:《哈利波特与魔法石》第11章魁地奇比赛1
ハリーのデビュー戦の前日のこと、三人は休み時間に凍りつくような中庭に出ていた。ハーマイオニーは魔法で鮮やかなブルーの火を出してくれた。ジャムの空き瓶に入れて持ち運びできる火だった。背中を火にあてて暖まっていると、スネイプがやってきた。片脚を引きずっていることにハリーはすぐ気づいた。火は禁止されているに違いないと思い、スネイプから見えないように三人はピッタリくっついた。だが不覚にも、さも悪さをしているような顔つきが、スネイプの目に止まってしまった。スネイプが脚を引きずりながら近づいて来た。火は見つからなかったが、何か小言を言う口実を探しているようだった。
「ポッター、そこに持っているのは何かね?」
ハリーは「クィディッチ今昔」を差し出した。
「図書館の本は校外に持ち出してはならん。よこしなさい。グリフィンドール五点減点」
スネイプが行ってしまうと、「規則をでっち上げたんだ」とハリーは怒ってブツブツ言った。
「だけど、あの脚はどうしたんだろう?」
「知るもんか、でもものすごく痛いといいよな」とロンも悔しがった。
ハーマイオニーは「また面白いそうな本捜してくるわ」と言ってくれた。
その夜、グリフィンドールの談話室は騒々しかった。ハリー、ロン、ハーマイオニーは一緒に窓際に座って、ハーマイオニーがハリーとロンの呪文の宿題をチェックしていた。答えを丸写しはさせてくれなかったが(それじゃ覚えないでしょ?)、宿題に目を通してくれるよう頼めば、結局は正しい答えを教えてもらうことになった。
ハリーはハーマイオニーの横顔を見つめながら落ち着かなかった。「クィディッチ今昔」を返してもらい、試合のことで高ぶる神経を本を読んで紛らわしたかった。なんでスネイプをそんなに怖がらなくちゃいけないんだ?ハリーは立ち上がり、本を返してもらってくる、と二人に宣言した。
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