双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗6
「僕一人でいつだって相手になろうじゃないか。ご所望なら今夜だっていい。魔法使いの決闘だ。杖だけだ――相手には触れない。どうしたんだい?魔法使いの決闘なんて開いたこともないんじゃないの?」マルフォイが言った。
「もちろんあるさ。僕が介添人をする。お前のは誰だい?」ロンが口をはさんだ。
マルフォイはクラップとゴイルの大きさを比べるように二人を見た。
「クラップだ。真夜中でいいね?トロフィー室にしよう。いつも鍵が開いてるんでね」
マルフォイがいなくなると、二人は顔を見合わせた。
「魔法使いの決闘って何だい?君が僕の介添人ってどういうこと?」
「介添人っていうのは、君が死んだらかわりに僕が戦うという意味さ」
すっかり冷めてしまった食べかけのパイをようやく口に入れながら、ロンは気軽に言った。
ハリーの顔色が変わったのを見て、ロンはあわててつけ加えた。
「死ぬのは、本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけだよ。君とマルフォイだったらせいぜい火花をぶつけ合う程度だよ。二人とも、まだ相手に本当のダメージを与えるような魔法なんて使えない。マルフォイはきっと君が断ると思っていたんだよ」
「もし僕が杖を振っても何も起こらなかったら?」
「杖なんか捨てちゃえ。鼻にパンチを食らわせろ」ロンの意見だ。
「ちょっと、失礼」
二人が見上げると、今度はハーマイオニー·グレンジャーだった。
「まったく、ここじゃ落ち着いて食べることもできないんですかね?」とロンが言う。
ハーマイオニーはロンを無視して、ハリーに話しかけた。
「聞くつもりはなかったんだけど、あなたとマルフォイの話が聞こえちゃったの……」
「聞くつもりがあったんじゃないの」ロンがつぶやいた。ハーマイオニーは目を逸らしながら真っ赤になった。
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